レトロでかわいい活版印刷機「テキン」をふろく化し、クリエイターに大人気となった『小さな活版印刷機』。1文字ずつ活字を拾って言葉を紡ぎ、ハンドプレスで紙に印刷します。温かみのある手作りの名刺や年賀状、メッセージカードを作ることができます。
「テキン」型の卓上活版印刷機
インキを練る。活字にインキをのせる。プレスする。3つの動作をハンドルの上げ下げで行います。
活字の配置、インキののせ方、紙の種類を変えると、まったく表情のちがう刷り物がつくれます。
※活版印刷とは
文字の部分が凸型になっている活字にインキを塗り、紙を押し付けて印刷することを活版印刷といいます。凸型の版には、活字のほかに樹脂版や金属版などもあり、これらを総称して活版印刷という場合もあります。
すぐに始められる充実の付属品
●162個の活字
ひらがな(秀英明朝)、数字・アルファベット(Century)がそろった162個の活字が使えます。
活字の底にはピンが立っていて、活字台に差して版をつくります。活字台は名刺サイズで、最大135個の活字を差すことができます。タテ組み・ヨコ組みにも対応。
●活版印刷用のコットンペーパー
自然でやわらかな風合いを持った、ふかふかの紙が本誌にとじこまれています。名刺やしおり、コースターなど、好きな形に切り取って使うことができます。
●黒インキ
お試し用の黒インキが入っているので、すぐに印刷を始められます。インキがなくなったときは、市販の水彩絵の具で代用できるので安心。お好きな色で印刷することができます。
※本体組立時間30分
わかりやすい作り方のページがあるので、印刷機の仕組みを学びながら、約30分で本体を組み立てられます。組み立てに使う専用ドライバーもついています。
本誌の内容
巻頭特集はかわいくてかっこいい活版印刷の世界。あこがれの活版作品を紹介します。
【巻頭】ふろくで遊びました。
三戸なつめ
九ポ堂
大日本タイポ組合
mizutama
真映社
ふろくで刷れるすてきなメッセージ集
近代印刷技術の興隆
活版印刷くろにくる
ほしおさなえ 親子でたずねる
島の活版印刷所
『活版印刷三日月堂』特別書き下ろし
「届かない手紙」ほしおさなえ
ふろくの書体 秀英明朝の100年
ふろくの組み立て方
ふろくの使い方
プレゼント付きアンケート
商品紹介
『大人の科学マガジン 小さな活版印刷機』
■編集:大人の科学マガジン編集部
■発行:学研プラス
■発売日:2017年12月25日
■価格:3,850円(税込)