高校生活のトラブルと悩みごとに挑む、日常系ミステリー。パズルをヒントに、真相に迫る!!

パズルをヒントに「意外な結末」を推理する、新機軸の新刊第1弾!

 1話5分程度で読める手軽さと、予想を裏切る大どんでん返しで、ヤングアダルト層から絶大な支持を得ている「5分後に意外な結末」シリーズが、ついにシリーズ累計330万部を突破しました。「第2回 小学生が選ぶ“こどもの本”総選挙」の「短編読み物」部門では第1位を獲得し、さらに女子中学生向け雑誌「ニコラ」の読者が選ぶ「好きな本」でも第1位に輝くなど、その人気は留まるところを知りません。

 『5分後に意外な結末Q パズルにも青春にも答えはある』は、同シリーズのおよそ1年ぶりとなる、ファン待望の新刊です。とある高校の「パズル部」の部員たちが、ちょっとした事件や悩み事などを解決していく1話完結の連作短編集で、プロローグを含め、全20話が収録されています。

 本書最大の特長は、意外性のあるショートストーリーとパズルとの融合。高校生活のトラブルや悩みを、パズルをヒントにして紐解いていくと、意外な結末にたどりつきます。ストーリーのおもしろさもさることながら、読者も登場人物と一緒にパズルを考え、そこから自分なりに結末を推理する楽しみもあります。きっと今までにない読書体験になるでしょう。

ストーリー

プロローグの一部はマンガで構成。主人公の一ノ瀬究が、東明稜高等学校にやってきたところから物語が始まる。彼については謎が多い

 東明稜高等学校の「科学部」は、部員不足で廃部寸前。そこに一ノ瀬究という男子生徒が現れ、自分を部長にしてくれるなら入部しても良い、と申し出ます。頭数さえそろえれば、廃部にならなくてすむ…。科学部の部員たちはこの提案をしぶしぶ受け入れ、なんとか窮地を脱することができました。しかしその直後、なんと一ノ瀬“新”部長は、勝手に「科学部」を「パズル部」に名称変更。 もちろん部員たちは猛反発するものの、時すでに遅し。学校からも「科学部改め、パズル部」と認定されてしまいました。

 波乱含みのスタートとなった「パズル部」ですが、その活動内容は、「知的探求」「論理力と思考力の育成と共有」「科学的真理の追究」「問題解決の実証と実践」。科学部だったころの活動も認める内容なので、部員たちはひとまず不満を抑え、放課後になれば部室に集まり、思い思いの「活動」を続けることになりました。

個性豊かな東明稜高等学校「パズル部」の部員たち

  • 一ノ瀬 究(いちのせ きゅう)

3年生。現「パズル部の部長」。ふらりとやってきて、科学部を乗っ取る。いつも知恵の輪を手にしていて、つかみどころがない不思議な雰囲気の少年。

  • 安藤 瑛(あんどう あきら)

元「科学部の部長」の3年生。科学部存続のため、一ノ瀬に部長の座を明け渡した。美人で頭脳明晰。ひそかに科学部復活を狙っている。

  • 朝生 奏(あそう かなで)

科学部からパズル部に変わっても、まったく気にしていないお気楽で能天気な2年生。科学の知識も興味もあるとは思えず、なぜ科学部に入部したのか不明。

  • 江東 蘭(えとう らん)

ぶかぶかの白衣がトレードマークの、マイペースな理系女子。実験さえできれば機嫌がいい。脳の栄養補給のため、キャンディを手放さない。3年生。

  • 井口 透(いぐち とおる)

部員の頭数をそろえるために、安藤が勧誘した2年生。「井口透語録」を制作している。科学に対して挑戦的なもの言いをすることがある。

 ひと癖もふた癖もありそうな彼らに引き寄せられるのか、パズル部には、なぜかさまざまなトラブルや悩みごとが持ち込まれます。クラス内で起こった騒動や、恋愛相談、御近所トラブル…。一ノ瀬部長は相談者の話をじっくり聞いたうえで、得意のパズルを出題。それをヒントに、部員たちがあれこれ考えをめぐらし、意見を交換しながら「謎」の解明に挑んでいきます。

 現場に出向き、証拠や証言を集めて事件を解決するのではなく、部室内でおしゃべりをしながら推理していく一ノ瀬究は、「安楽椅子探偵」ならぬ、「校内パイプ椅子探偵」と言えるでしょう。

パズルで変わる、ものの見方、考え方

 本書では1話ごとに趣の異なるパズルが出題されるので、ものの見方や考え方を柔軟に変えていかないと、なかなか正解にたどりつけません。そのため、本書を読み進めるうちに、読者も自然と発想の転換のコツをつかむことができます。そしてそこから導き出された真相は、ハッと胸を打ったり、やや皮肉なものだったり、人生の教訓を教えてくれるはずです。

 「5分後に意外な結末」シリーズには、「5分後に恋の結末」「5分後に思わず涙」「5秒後に意外な結末」など、さまざまなカテゴリーがあります。本書も新しいカテゴリーとして展開していきます。今後のパズル部の活躍にご期待ください!

『5分後に意外な結末Q パズルにも青春にも答えはある』の告知動画

 

『5分後に意外な結末』が、英単語本に!

 2021年3月11日、『ミステリ仕掛けの英単語』が発売されます。同書には、「5分後に意外な結末」シリーズを英訳した全44話のショートショートが収録されています。“The culprit is among us.”(犯人はこの中にいる)、“The victim was lying face down and bloody words were written on the floor.”(被害者はうつぶせで倒れており、床には血で書かれた文字が残されていた)……などなど、英単語を含む例文には、どれもミステリ風の味つけが施されています。ミステリ調の物語と例文を通じて、楽しみながら英単語を身につけましょう。

商品の紹介

 

■『5分後に意外な結末Q パズルにも青春にも答えはある』
■著:桃戸ハル 絵:usi
■発行:学研プラス
■発売日:2021年03月18日
■定価:1,100円 (税込)

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