千田琢哉『20代で人生が開ける「最高の語彙力」を教えよう。』セレクション
私はこれまで、たくさんの取引先や友人知人からアドバイスを求められてきた。
もちろん、今でも求められ続けている。
それらの経験を通して、成功する人としない人の違いが、
次第に浮き彫りになってきた。
成功しない人は私のアドバイスに対し、
「頑張ります!」のメールを一本返しておしまいなのだ。
「頑張ります!」と言う人は、「頑張ります!」と言うことで自己完結して、
そのままじっと動かない。
だから、いつまでもあちこちで誰かを頼ってはアドバイスを聞き続けて、
そのまま何も成し遂げることなく人生を終えるのだ。
本当は成功したいのではなく、単にアドバイスを聞くことが好きな人なのだ。
それに対して成功する人は、私のアドバイスに対し、
「始めました」とメールで返事をしてくる。
「始めました」と返事をしてくる人は、一歩踏み出したということだ。
アドバイスを聞いて一歩踏み出した相手には、
私もぜひ成功してもらいたいから、さらに応援したくなる。
さらに応援するためにアドバイスをすると、
さらに「始めました」という返事が届く。
「始めました」のスパイラルで、どんどん成功に近づいていくというわけだ。
思い返してみれば、経営コンサルタント時代の顧問先も、
現在一緒に仕事をしている仲間も、
「始めました」と言い続ける人は、最終的に見事に成功している。
千田 琢哉 (せんだ たくや)
文筆家。 愛知県犬山市生まれ、岐阜県各務原市育ち。 東北大学教育学部教育学科卒。 日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。 コンサルティング会社では、多くの業種業界における大型プロジェクトのリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。 のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって 得た事実とそこで培った知恵を活かし、 “タブーへの挑戦で、次代を創る”をミッションとして執筆活動を行っている。
■E-mail
info@senda-takuya.com
■ホームページ
http://www.senda-takuya.com/
作品紹介
仕事やプライベートで質の高い人間関係を築き、確かな結果をつかみ、人生を切り拓く武器となる「最高の語彙力」を本音でコーチ!
定価:1,300円+税/学研プラス
バックナンバー
- この蔵書はまさに汗牛充棟ですね。
- 失念しておりました。
- 判断は正誤で、決断は好悪で。
- 以上は現象面に過すぎません。ここからは本質をお話しします。
- 大同小異だとわかり、光栄です。
- 相対的にではなく、絶対的におススメです。
- 上質な人生を創りたければ、上質な言葉を発することだ。
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