放送終了ともに悲鳴が…

 幅広いファンに支えられてきた大河ドラマ『真田丸』が12月18日の第50話をもってついに完結した。これと同時にSNS上では放送終了を悲しむ声やドラマを称賛する声が一気にあふれた。こうしたファンや彼らの言動を指す「真田丸ロス」「真田ロス」といった言葉もSNSにあふれ、いまもそれが続いている。

ドラマ「真田丸」の戦国軍事考証とは?

「歴史群像」2月号では、「真田丸」ファン必読の、同ドラマおよび真田関連記事3本を掲載しています。

 1本目は、大河ドラマ「真田丸」で戦国軍事考証を担当した西股総生(にしまた・ふさお)氏がその考証の裏側を語り尽くす、「考証担当者が今だから話せる 大河ドラマ『真田丸』戦国軍事考証の裏側」。「真田丸」は時代考証がしっかりしている点でも評価が高く、西股氏はそのなかで「軍事」面の考証を担当。戦国軍事考証とは具体的にどういうことをするのかから始まり、製作サイドへの説明のために西股氏が作成した城の縄張図や、蟄居先の九度山で父・昌幸が死の間際に信繁(幸村)に託す「兵法奥義」の中身(これも西股氏が考案)なども掲載しつつ、その舞台裏を語り尽くしていただいた。他誌ではおそらくみることのできないドラマ中のマニアックなシーンのカットも掲載、ファンにはたまらない記事だ。

▲西股氏が描いた「兵法奥義」の中身

信之の居城・沼田城の金箔瓦が意味するものとは?

 2本目は、秀吉の小田原征伐ののち、真田信幸(のち改名して信之。信繁[幸村]の兄)が城主となった当時の沼田城の謎を解くカラー企画、「関東に築かれた異形の織豊系城郭 上野・沼田城」。豊臣政権では金箔瓦は特別な城にしか用いられていなかったが、沼田城にはまさにこの金箔瓦が使われていた。なぜか。そこに込められた意味とは!? 沼田城再現イラストとともにその意味を探っていく。

大坂の陣での「もうひとつの真田軍」の戦いとは?

 3つ目は、大坂の陣で徳川方についていた真田信之とその息子たちの戦いを描く「真田宗家の大坂の陣~戦国最後の決戦場にいた“もうひとつの赤備”」。大坂の陣で豊臣方についた幸村(信繁)の奮戦は有名だが、「もうひとつの真田軍」である信之とその息子たちはいかに戦ったのか。病気で参陣できなかった信之の、動員などの領国での「奮闘」と、大坂での息子たちの実戦を見ていきます。

「戦い」から歴史を切る雑誌

 歴史群像2月号にはこのほか、今年の大河ドラマの主人公、井伊直虎の生きた時代背景がよくわかる「戦国武将 今川氏の滅亡~義元亡き後を背負った氏真の苦闘」「加藤隼戦闘隊戦記~日本陸軍“最強”戦闘機部隊の真実」「永世中立国スイスの第二次大戦」「シベリア出兵」「ライフリング~軍用ジャイロ効果の3000年」「図解・武器と甲冑その5 馬と馬具」ほか企画満載です。「戦い」という視点から歴史の真相に切り込む歴史雑誌「歴史群像」2月号、ぜひ手に取ってみてください。

商品の紹介


■書名:『歴史群像 2017年2月号』
■発行:学研プラス
■発売日:2017年1月6日
■定価:本体935円+税

歴史群像ホームページ(学研デジタル歴史館):http://rekigun.net/

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