『学研まんがNEW日本の歴史』シリーズ、まんが家さんスペシャルインタビュー⑫

学研まんがNEW日本の歴史 第4巻『武士の世の中へ』

2015.07.01

 さて、発刊を記念したスペシャル企画、まんが家の先生がたからのメッセージもいよいよ最後の第12回です。最終回を飾るのは、この方!!

第12回 清瀬のどか(きよせ のどか)先生
第4巻『武士の世の中へ』

「子どものころ、歴史が苦手だった自分に向けて描きたいと思って描きました。」

 

■今回のまんがを描き終えた、率直なご感想をお願いします。

清瀬先生?想像以上に勉強が必要でした。前に同じ時代を描いたことがあったのですが、今回改めて、資料と小説をみかん箱3箱ほど読んで、キャラクターをアレンジしていきました。

 それでも全然足りず、新しい学説や詳しい内容をネットで調べたり監修の方にお願いして調べて頂いたりしながら、毎日勉強しながら話を作っていきました。

 短い尺の中でどれだけ分かりやすく面白く語れるか悩み、自分の実力が足りないことを痛感する日々でした。ただ、前に歴史の仕事をさせていただいた時も感じましたが、調べれば調べるだけ分かることが増えてきて時代の全貌が掴めるので歴史の勉強って本当に楽しいです。

 子どもの頃、歴史が苦手だった自分にそれを教えてあげたくて、昔の自分のような子どもに向けて描きたい、と思ったのがこの仕事をさせて頂いたきっかけです。

■登場人物や場面について、製作中に思われたことを教えてください。(特に思い入れの強い人物、描きにくかった人、力の入ったシーン、など)

清瀬先生 源頼朝と北条政子は前に描いたことがあったので描きやすかったです。
前回とは違うイメージの二人にしてみました。描きにくかったのは平清盛で、天才の主人公はいつも苦労します。幕間に時宗のエピソードを入れてラストの話に繋げたのもありますが、時宗は特にかわいく思えます。元寇のシーンはスタッフ方のおかげで一番気に入った見開きになりました。

■ご担当巻に関わらず、先生の好きな時代、歴史上の人物を、教えてください!

清瀬先生 平安時代、江戸時代、明治時代。平和で文化が栄えた時代が好きです。人物では聖徳太子、吉田松陰、日本人ではないですが、諸葛孔明。頭が良くて新しいアイデアを出すけれど、時代が追い付かないで反対される。それでも頑張って何かを成し遂げていく様に心を動かされます。

■子どものころ、まんが版日本の歴史を読まれましたか?(出版社問わず)

清瀬先生 まんが版の日本史は読んだことがなかったのであまり日本史に興味が湧かなかったのかもしれません。世界史は家にありました。フランス革命のマリーアントワネットの運命が心に残っています。

■最後に、今回のまんがを読む子どもたちに、メッセージをお願いします。

清瀬先生?私が子どもだったころに比べて、知識は簡単に手に入るようになりました。でも、それで満足してしまうのではなく、ちょっと怖いと思うことをたくさんやってみて、失敗して、感じたことを大事にしてくれたらなと思います。

こちらのイラスト&メッセージは、
今回のために清瀬先生が描いてくださいました!!

 

あわせて読みたい