お金は“幸せチケット”。スムーズに気持ちよく動かす人からお金に愛される

臼井由妃『お金に愛されて幸せな女性になる7つのリッチルール』セレクション

更新日 2020.07.27
公開日 2014.10.24
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「これを払ったら、お給料日まで5千円で過ごさなければいけない、どうしよう?」「○○が欲しいのに、今月は我慢しないと。イヤだな〜」
 そんなふうに、不平や不満、不安を抱えながら、お金を使ってはいませんか?
 お金を払うことは、お金が自分の前から消えることですから、「もったいないなぁ」という思考回路は、少なからずあなたにもあると思います。
 こういう考え方をする人は、お金を粗末に扱うことはありません。むしろ節約を心がけ、お金の3要素「稼ぐ・使う・貯める」のうちでも、「貯める」ことの知識や経験値も豊富でしょう。それなのに「私って、お金に縁がない」「お金に愛されるなんて、しょせん夢物語だわ」と、あきらめているのならば、ネガティブな気持ちでお金を払っているのが原因です。
 お金には1万円、1円というように数字が記載されていますが、それはスムーズに流通させるために便宜上表したものであって、本来の価値は一緒なのです。お金はどれも「純粋無垢なエネルギー」。そこに色をつけるのは、私たちの意識なのです。
 ネガティブ、あるいはぞんざい、いい加減な気持ちを抱えながら払えば、お金にもそうした色がついてしまい、お金は喜んで動いてはくれません。
 お金を払うことに抵抗感がある人は、お金は「幸せチケット」で、お金を払うことはお気に入りのお店や、自分の暮らしを支えてくださる人たちを応援する!「幸せを世界中に、プレゼントすること」だと考えたらいかがでしょうか。
 そうすれば「幸せチケット」を気持ちよく払う私は、たくさんの人や物事を豊かにできる人。「私ってすごいね。幸せ、満足」というポジテイブな気持ちになり、お金はスムーズに動き、よい循環があなたにもたらされるでしょう。

 私は複数レジがあるスーパーや、店員さんが何人かいらして席でお金を払う場合などは、笑顔でハツラツとしている、姿勢がいい、声が弾んでいる、テキパキと働いているといった、「応援したいかどうか」という視点でお金=「幸せチケット」をお渡しする人を選んでいます。私のもとから旅立つ「幸せチケット」には、より気持ちよく動いて欲しいから、最初にお渡しする人もできる範囲で吟味しています。

 お金を使うことは、失うことではありません。
 あなたを出発点にして「幸せ」を循環させる。そうした視点を持ってお金を払えば、おのずとあなたはお金に愛されます!

臼井 由妃 (うすい ゆき)

株式会社健康プラザコーワ・有限会社ドクターユキオフィス 代表取締役・理学博士・MBA・行政書士・宅建主任者・栄養士・薬膳コーディネーター。
1958年東京生まれ。結婚後、病身の夫の後を継ぎ社長になる。美容や健康に関するヒット商品を次々に開発、通販業界で成功を収める。理学博士号・MBA・行政書士・宅地建物取引主任者などを短期取得。その実践的な仕事術や勉強法、知識の広さには定評がある。
講演家・経営コンサルタント・ビジネス作家としても精力的に活躍中。
著書に『11週間は金曜日から始めなさい』(かんき出版)『仕事の8割は人に任せなさい!』(青春出版社)等ビジネス書のほか、『40代を素敵にしなやかに生きるシンプルセオリー』『あなたを幸せにする「男」の育て方』(PHP研究所)『幸せになる女性のたしなみ(学研パブリッシング)』等、女性の生き方をテーマにしたエッセイも多い。

作品紹介

お金に愛されて幸せな女性になる7つのリッチルール
これで、みるみる幸運体質に変わる!

お金持ちになる女性は、仕事をはじめ共通の7つの視点を持っている。これを知るだけで、運と縁を引き寄せ、お金に愛される。
定価:本体1,300円+税/学研プラス

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