
進学教室サピックス小学部主催の第15回「さぴあ作文コンクール」の表彰式が11月13日に行われました。
このコンクールの高学年部門の課題図書は、学研教育出版の『氷の海を追ってきたクロ』です。
この本は、第二次世界大戦後、シベリアに抑留された人々の間で隠して飼われていた小さな黒い犬の、心温まるノンフィクションです。
1800を越える感想文の中から、優秀な作品が選ばれ、どの作品も、物語の内容を自分の身に引き寄せて共感している力作でした。
表彰式の会場には、著者の井上こみち先生と、作品の中にも実名で登場するモデルの一人、郡司長次郎さんもかけつけました。
井上先生は、「たくさんのことを本から吸収し、たくさんのことを経験して、好奇心を持って大人になってください」というメッセージを、はなむけの言葉とされていました。また、郡司長次郎さんは、ご高齢にもかかわらず、背筋をのばして、受賞者の皆さんたちとお話をしたり、本にサインをされていました。
忘れてはならない戦中、戦後の出来事の記憶が、このように引き継がれていくことを、とてもうれしく感じました。
(O編集部員)

会場の小学生に語りかける井上先生

開会の挨拶の様子

本にサインをされている郡司さん
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