見た目にこだわっている限り、脳はまだ老化していません。
見た目によって、その人の脳がどれだけ若いかがわかります。
意識が衰えると、だんだん毎日同じ服を着るようになります。
美容院に行く回数も、減ってきます。
それを境に、まわりからどう見られていても平気になります。
生きることへの活力がなくなって、脳が働かなくなるのです。
僕の母親は、死ぬ前日まで美容院に行っていました。
これは、老化しないで、ピンピンコロリで亡くなる作戦です。
何も、高齢者だけの問題ではありません。
たとえ20代でも、見た目にこだわらなくなると老化が始まります。
老化は、自然現象ではありません。
自分自身が「もう老化していいです」と白旗を上げて、現役をおりたのです。
中谷 彰宏 (なかたに あきひろ)
1959年、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。84年、博報堂に入社。CMプランナーとして、テレビ、ラジオCMの企画、演出をする。91年、独立し、株式会社中谷彰宏事務所を設立。ビジネス書から恋愛エッセイ、小説まで、多岐にわたるジャンルで、数多くのロングセラー、ベストセラーを送り出す。「中谷塾」を主宰し、全国で講演・ワークショップ活動を行っている。
■中谷彰宏公式ホームページ
http://an-web.com/
作品紹介
外見にこだわる人は、仕事も、恋愛も、人間関係もうまくいく。見た目を磨くことで、チャンスをつかむ方法。
定価:本体1,300円+税/学研プラス
バックナンバー
- 新しいモノを買うのではなく、 メンテをして光らせる。
- 「着て行く場所がない」と言ってると、 「着て行く服がない」になる。
- 見た目は、服の肌ざわりで差がつく。
- 収入は、服装が決める。
- 下からは、わからない。 上からは、丸見え。
- 前より、うしろ姿が、見られている。
- 服は、壊れない。
- 見た目は、自分で選べる。