見た目にこだわらない人は、「予算がないからいいモノが買えない」「収入がもっとあったらいいモノが買えるのに」「今はファストファッションで仕方ない」
と言います。
収入が1番、見た目が2番になっているのです。
今の収入を基準にして買う人は、永遠に収入が増えません。
服装と収入とは、連動しているのです。
たとえば、コンサルタントは見えないものを売っています。
原価は、ありません。
過去の実績も、相手には見えません。
履歴書くらいしかないのです。
その時の判断基準は、見た目です。
たとえば、年収400万円の人が400万円の服装をするのは、今の収入に合わせています。
この人は、年収600万円の仕事の面接に落ちます。
600万円の収入が欲しいなら、600万円の収入に見合う服装をします。
なりたい収入に、ふさわしい服装をするのです。
今着ている服で、自分の未来が決まるのです。
中谷 彰宏 (なかたに あきひろ)
1959年、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。84年、博報堂に入社。CMプランナーとして、テレビ、ラジオCMの企画、演出をする。91年、独立し、株式会社中谷彰宏事務所を設立。ビジネス書から恋愛エッセイ、小説まで、多岐にわたるジャンルで、数多くのロングセラー、ベストセラーを送り出す。「中谷塾」を主宰し、全国で講演・ワークショップ活動を行っている。
■中谷彰宏公式ホームページ
http://an-web.com/
作品紹介
外見にこだわる人は、仕事も、恋愛も、人間関係もうまくいく。見た目を磨くことで、チャンスをつかむ方法。
定価:本体1,300円+税/学研プラス
バックナンバー
- 新しいモノを買うのではなく、 メンテをして光らせる。
- 「着て行く場所がない」と言ってると、 「着て行く服がない」になる。
- 見た目は、服の肌ざわりで差がつく。
- 下からは、わからない。 上からは、丸見え。
- 前より、うしろ姿が、見られている。
- 服は、壊れない。
- 見た目は、自分で選べる。
- 見た目にこだわらなくなると、 老化が始まる。