どんな分野で生きていくとしても、必ずそこにはピラミッドが存在する。
あなたがサラリーマンの世界を選ぼうが、お笑いの世界を選ぼうが、スポーツの世界を選ぼうが、これには例外がない。
大切なのは、どのピラミッドで自分が勝負するのかを決めることだ。
10代で勝負すべきピラミッドを見つけた人は、20代で大成する。
20代で勝負すべきピラミッドを見つけた人は、30代で大成する。
30代で勝負すべきピラミッドを見つけた人は、40代で大成する。
勝負すべきピラミッドを見つけられなかったり、
いつまでも迷っていたりすると、成功とは無縁のまま人生は終わってしまう。
もっとも99%の人々が自分のピラミッドを見つけられず、他人のピラミッドで土台になりながら死んでいくのだから、恥ずかしがることはない。
多数決では圧倒的に、他人のピラミッドの土台コースのほうが勝ちだ。
だがあなたが他人のピラミッドの土台ではなく、自分のピラミッドの頂点で成功したいのであれば、少数派コースを選ぶ意識を持つことだ。
あなたは多数派ではなく少数派なのだから、そもそも他人のピラミッドの土台コースを選んでいる人と価値観が合うはずがない。
まずは、
ピラミッドの土台コースに別れを告げて、飛び出すことだ。
飛び出すと、これまでに見えていなかったものが見えてくる。
自分が本当に好きなことや、自分が本当に得意なことを思い出せる。
あなたの勝負すべきピラミッドを見つける「基準」を教えよう。
特に意識していたわけでもないのに、他人の半分の努力で、倍以上の成果を出せたことは何か、である。
千田 琢哉 (せんだ たくや)
文筆家。 愛知県犬山市生まれ、岐阜県各務原市育ち。 東北大学教育学部教育学科卒。 日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。 コンサルティング会社では、多くの業種業界における大型プロジェクトのリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。 のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって 得た事実とそこで培った知恵を活かし、 “タブーへの挑戦で、次代を創る”をミッションとして執筆活動を行っている。
■E-mail
info@senda-takuya.com
■ホームページ
http://www.senda-takuya.com/
作品紹介
たった2分で、自分を超える本。
心の「格差」を逆転する64のビジョン
ものの見方・考え方を少し変えれば人生は大きく好転します。固定観念を「たった2分」で逆転し、自分を超えるための視点が満載!
定価:本体1,200円+税/学研プラス
バックナンバー
- 最後の晩餐で食べたいものを、今夜食べよう。
- 101%やり切ってから次に進むと、奇跡が起こる
- 「これはアカン!」と直感したら、さっさとコースを変更する。
- 格差は、顔で決まる。
- リストラとは、会社から挑戦のチャンスをプレゼントされたということだ。
- カリスマ社長は大抵の場合、左遷された経験がある。
- 拗ねると、格差の奴隷になる。
- 格差を超える方法は、いつの時代も勉強しかない。