「出来事の意味」を考える

佐藤 伝『心の習慣』セレクション

更新日 2020.07.27
公開日 2015.04.07
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 自分は時間を守って出かけたのに、ドタキャンされた。
 急いでいるときに、信号故障で電車が止まってしまった。
 宿泊先のホテルに着いたら、予約が通っていなかった。
 毎日の生活の中には、思わず「勘弁してよ〜」と言いたくなることが起こりますよね。でも、これって、アンラッキーなことなのでしょうか?
 いえいえ、実はこれが、新しいご縁のチャンスかもしれません!

「勘弁してよ〜」が発生したとき、イライラするのではなく、その出来事が自分に送っている「メッセージ」を読み取るようにしてみましょう。

「なんで、こんなことになったんだろう?」
「神様は、私にどうしろと言っているのかしら?」

 目の前の出来事をまるごと受け止め、「出来事の意味」を考えてみるのです。
 すると、実は、ドタキャン相手はつきあわないほうがいい人で、別に新しい出会いがあったり、電車が止まったおかげで、思いがけぬ再会をしたり、ホテルで予約が通っていなかったかわりに、特別室に泊まることができたり。
 怒りやあせりの感情に振り回されなければ、案外、新しいご縁につながるものです。

「お、なんだ? なんだ? また新しいメッセージか? ありがたいねえ〜」
 不愉快なことが起きたら、出来事の本当の意味を読み解く、絶好の機会が与えられたのだと、心のスイッチを切り替えましょう!

 

佐藤 伝 (さとう でん)

【習慣の専門家】行動習慣マイスター 1958年生まれ。福島県出身。明治大学卒。
都心にて創造学習研究所を30年間にわたって主宰。
NHK テレビ「おはよう日本」や雑誌「日経ビジネス アソシエ」でも、習慣のエキスパートとして紹介される。
氏の一貫したテーマは「習慣」であり、「習慣」に関する著作は、国内外で累計100 万部を突破している。 上場企業や教育機関での「行動習慣」についての講演は、わかりやすく具体的で、すぐ実践できるとその即効性が大好評。 問題解決9マス・ノートは、海外のメディアにも取り上げられ、ウィーン講演に続き、ニューヨーク・ミラノでも講演依頼が入るなど、その活躍のステージを広げている。 「なんとなくイイ気分」で生きることが最も大事と、独自の理論を展開。 そのスピリットを世界に伝えるため、自宅で学べる「行動習慣ナビゲーター認定講座(Dream Navigator?)」をスタートさせ、超・人気講座となっている。 親しみやすく謙虚な人柄から、「習慣といえば、伝ちゃん先生」と幅広い年齢層に慕われている。 国際ナイン・マトリックス協会会長

■佐藤 伝・公式サイト

http://satohden.com
■行動習慣ナビゲーター認定講座・公式サイト

http://kodoshukan.jp
■ひとりビジネス応援塾
https://satohden.com/juku/

 

作品紹介

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