山火事の真相を追うたんていソーダ。たどり着いたのは、地球温暖化が引き起こす異常気象だった。ミステリーを楽しみながら、環境問題にも詳しくなれるシリーズ第3弾。この夏の読書感想文にもオススメ!

「犯人はだれ!?」 山火事のナゾを追う、環境ミステリー第3弾
全国で真夏日・猛暑日が続き、「昔と暑さのレベルが違うな……」と感じている人も多いのでは。なぜこんなに暑い日が増えているのでしょうか? 『シュワッとかいけつ! たんていソーダ』シリーズは、「事件を解くワクワク」を楽しみながら、「環境問題への気づき」を与えてくれる新しい児童読み物です。
第1巻では「地球温暖化とは何か?」、第2巻では「生きものへの影響」を描き、多くの親子から「物語だから夢中で読める」「子どもと環境について話すきっかけになった」と好評をいただきました。
シリーズ第3巻では、近年世界各地で増加している山火事をテーマに、「なぜ山火事が増えているのか」をミステリー仕立てで描きます。

山火事の犯人を追え! たどり着いた真相は……
ヘルスフード市で名探偵として活躍する「たんていソーダ」と相棒の「バーガー」。
放火犯・火打石兄弟を逮捕し、町に平和が戻ったはずでした。
ところが、その後も山火事が次々と発生します。
「まだ放火犯がいるの?」
怒るマカロン市長の依頼を受け、たんていソーダたちは再び捜査を開始。
現場近くにいた電気工事士のウッシー、キャンプ場経営者のメェール、そして頭に火がともったキャンドルの3人が容疑者として浮上。聞き込みを進めますが、決定的な証拠は見つかりません。
そんな中、新たな山火事が発生。
現場に居合わせたたんていソーダは自らの炭酸水で消火に挑みますが、力尽きて倒れてしまいます。
入院している病院のベッドの上で、相棒バーガーが集めた気象データや現場の枯れ葉などの証拠をつなぎ合わせるたんていソーダ。
ついに事件の真相が明らかになります。
本当の「犯人」は、悪意を持った誰かではありませんでした。
地球温暖化による乾燥と強風という異常気象が、小さな火種を大規模な山火事へと変えていたのです。



山火事による環境破壊は他人事ではありません
近年、世界各地で大規模な山火事が相次ぎ、日本でも乾燥や高温による山林火災への関心が高まっています。
本書では、
・空気の乾燥
・雨不足
・強風
といった条件が重なることで山火事が起こりやすくなることを、子どもにもわかりやすく物語に織り込みました。
さらに、山火事で発生した二酸化炭素が地球温暖化をさらに進め、その結果として山火事が増えるという「悪循環」についても、無理なく理解できる内容になっています。

「犯人探し」が「地球を知ること」につながる
『シュワッとかいけつ! たんていソーダ』シリーズは、
「事件を解きたい」
「犯人を見つけたい」
そんなワクワクする気持ちでページをめくるうちに、子どもたちに自然と地球で起きている変化に気づかせてくれます。
「どうして山火事は起きるの?」
「どうして毎年暑くなっているの?」
そんな疑問に、自分で考える力を育む一冊です。

小学校低学年から読めるやさしい環境ミステリー
小学校1〜3年生を主な対象とし、
・短い文章
・やさしい言葉づかい
・テンポのよいストーリー展開
を意識して編集しています。
ミステリーとして最後まで楽しみながら、科学や環境への興味・関心を自然に育てられる内容で、読書が得意な子はもちろん、本を読むのが苦手な子でも最後まで楽しめる一冊です。
また、物語の途中にはクイズや迷路を盛り込み、アクティビティを楽しみながら物語を読み進められます。


巻末には「山火事と地球温暖化」の解説ページも収録
巻末には、本編に登場した内容を振り返りながら、
・山火事が起こりやすくなる理由
・山火事と地球温暖化の関係
・森や生きものを守るためにできること
を、小学校低学年にもわかりやすく解説した特別ページを収録しています。
物語を楽しんだあと、「どうしてこうなったの?」という疑問を整理し、自分たちにできることまで考えられる構成です。

「知ること」が、未来を守る第一歩
山火事の本当の原因を知ること。
地球で起きている変化に気づくこと。
そして、自分たちにできることを考えること。
『たんていソーダ』シリーズは、環境問題を「教える」のではなく、子どもたちが物語を通して自ら気づく読書体験を届けます。
事件を解いたその先で、未来を守る小さな一歩が始まります。
監修者からのメッセージ
気候が暴れ、異常気象が日本を狙い撃つ。毎年のように猛暑・豪雨・豪雪が日本を襲う。いまや日本は、「世界一異常気象が発生する国」です。まさに異常気象が「普通」の時代に突入しているのです。現在の日本は四季がなくなり、夏と冬だけの「二季」の国となってしまったと感じている方は多いでしょう。
その一因となっているのが、二酸化炭素の排出量増加による地球温暖化です。気候危機は人類最大の危機となっていますが、それを他人事と思う人が多数です。このほうがよっぽどの「危機」です。気象災害も増えていますが、この一因も、温暖化です。気候変動に伴う災害ですから、気候災害ですね。二酸化炭素を減らし、地球の気候を元に戻せば、気候災害は、無くなります。酷暑も無くなります。
今の子どもたちは、温暖化時代に生まれてきました。昔の住みよい日本を知りません。昔の気候を子どもたちに語ってほしいのです。いまでも地獄のような夏の暑さですが、このまま温暖化が進めば、もっともっと地獄に近づくのです。かわいい子どもや孫たちに地獄行きを望む両親は皆無です。子どもがかわいいからこそ、ご両親は教育熱心となるように、かわいい子どもたちの未来のためにも、気候問題に熱心になってほしいのです。それを親子孫一緒に考えてほしい。そのきっかけが本書です。一人でも多くの親子に異常気象や気候問題に関心を持ってほしい。それが本書の最大の目的なのです。
立花義裕

三重大学大学院 生物資源学研究科 気象・気候ダイナミクス研究室教授。小学生のときに、雪の少ない地域や豪雪地域への引っ越しを経験し、気象に興味を持つ。「羽鳥慎一モーニングショー」を始め、ニュース番組などにも多数出演し、異常気象や気候危機の情報を、優しく、深く、面白く、精力的に発信。著書に『異常気象の未来予測』(ポプラ新書)がある。
商品概要

■書名:『シュワッとかいけつ! たんていソーダ じけんぼ③ 山火事放火犯さがし大作戦』
■作・絵:ペク・ミョンシク
■監修:立花義裕
■翻訳:鷹野文子
■発売日:2026年7月27日
■発行:Gakken
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◆シリーズ好評発売中

■書名:『シュワッとかいけつ! たんていソーダ じけんぼ① マカロン市長からの依頼』
■作・絵:ペク・ミョンシク
■監修:立花義裕
■翻訳:鷹野文子
■発売日:2026年3月5日
■発行:Gakken

■書名:『シュワッとかいけつ! たんていソーダ じけんぼ② 消えたパンダ先生』
■作・絵:ペク・ミョンシク
■監修:立花義裕
■翻訳:鷹野文子
■発売日:2026年5月21日
■発行:Gakken
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