自分の頭で考えることのできる人が求められている
先行きが不透明で、将来の予測が困難な現代。子どもたちに、教わったことを丸暗記するだけではなく、自分の頭で考え自分なりの正解を導ける人間となってほしいという思いで作成したのが、正解のない問題集シリーズです。シリーズ前作『道徳編』は多くの子どもたちに読まれ、保護者や教育関係者の方からもご好評をいただき、累計発行部数3万部超を記録しました。
続刊となる本書『ボクらの課題編』は身近な課題をテーマに、「AIは必要?」「外来種なら殺してもよい?」「産休・育休は申し訳ないと思うべき?」「昔の方が幸せだった?」などなど、大人も頭を悩ませてしまうような、人によって正解が異なる30の問題について掲載しています。本作単独で楽しめますので、前作をご覧になっていない方も問題なくお読みいただけます。
読みやすくて共感力が鍛えられる面白い設定
本書は“個性豊かな8名の宇宙人たちが地球にやってきて、地球にある正解のない問題について学ぶ”という設定になっています。頭を悩ませてしまうような骨太な問題を扱っていても、この設定のおかげでとても読みやすく、どんどんページが進みます。
8名の宇宙人にはそれぞれ“正義感が強い”“論理的に考える”“考え方が柔軟だが人の意見を聞きすぎる”などの特徴があります。
問題が提示された後の見開きでは、その宇宙人たちが問題についてあれやこれやと議論をしています。いろいろな性格の人が意見を交わしているのを疑似的に体験でき、“人の立場になって物事を考える力=共感力”を磨くこともできるのです。
子どもも大人も同じ目線で、「考えることを楽しむことができる本」となっておりますので、ぜひ書店店頭やECサイトなどでご覧になってください。
商品の紹介
■書名:『正解のない問題集 ボクらの課題編』
■監修:池上彰
■発行:Gakken
■発売日:2024年7月11日
■定価:1,430円(税込)
【電子版】
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