大人気『おさかなちゃん』のシリーズが生まれ変わって登場! 0歳~3歳夢中!

『改訳新版 おさかなちゃんの ばいば~い』

公開日 2022.01.24
  • Facebook
  • LINE
  • Pinterest

「ばいば~い」は、はじめて覚えるごあいさつ!? ベルギー原作、世界25言語以上に翻訳され、世界中でこどもたちにくりかえしせがまれている絵本シリーズ。日本語版は、世界ダントツトップの売上部数です!!

『改訳新版 おさかなちゃんの ばいば~い』書影

 ちっちゃな おさかなちゃん、
 ママの おむかえ うれしいな!
 みんなに ばいば~い するよ。 (『改訳新版 おさかなちゃんの ばいば~い』より)

 黒地に映えるあざやか色に、こどもの目はくぎづけ! 0歳から3、4歳まで長く読める絵本として、世界中のママパパに選ばれている「ちっちゃな おさかなちゃん」のシリーズをご存じでしょうか。
 2014年に、ベルギー発の原作を日本市場にあわせてアレンジし、第1巻を発刊。その後、次々に全8冊を刊行しました。
 2021年、シリーズの第2ステージとして、改訳新版の製作がスタート。各巻の人気要素をほかの巻にも盛りこみ、ママパパの意見を反映させたパワーアップ改訂版です。
 原作者の承認のもと、絵も文も構成も、大幅にブラッシュアップしました。

 2021年7月に改訳新版第1弾『おさかなちゃんの あのね、ママ』『おさかなちゃんの ぴんぽ~ん』が発売し、続いて今回、第2弾として発売したのは『おさかなちゃんの ばいば~い』。シリーズ8冊の中でも、とても人気のある1冊です。

 大人にとっての「ばいばい」は、別れを告げる「さようなら」の意味が大きいですが、幼いこどもにとっての「ばいば~い」は、親愛の気持ちがこもったうれしく楽しい言葉。

 生まれてはじめて覚えたごあいさつ、というお子さんも多いのではないでしょうか。

表紙

『おさかなちゃんの ばいば~い』書影

▲『おさかなちゃんの ばいば~い』カバーをはずすと現れる表紙

 商品の解説要素がにぎやかにデザインされたカバーをはずすと…、おさかなちゃん&ママと、カラフルなタイトルが映える、ほっこり楽しい表紙が登場します。

「この紙をはずして、お読みください」画像

▲カバーの右下に添えられた「この紙をはずして、お読みください」の1文。

 カバーの右下を見ると、さりげなく「この紙をはずして、お読みください」の1文が添えられています。
「おさかなちゃん」シリーズのカバーは、搬送時や売り場での汚損防止や、商品の解説を主な目的としています。だから、読み聞かせの際にはカバーをはずして、表紙を楽しんでから読み始めるのがおすすめ。
 ささやかなくふうですが、「今までは、絵本のカバーをはずしていいものか、よくわからなかった」「はっきり書いてくれてすっきりした!」という声が続々。
 初心者ママパパの気持ちによりそった作りが、功を奏したようです。

「表紙のタイトルロゴ」画像

▲表紙のタイトルロゴより

 ちなみに、表紙のタイトルロゴをよく見ると…「お」「か」「ん」の文字にいるおさかなから、泡がぷくぷく。細かいところまで、かわいさをちりばめています。
 文字を、ぷくっとふくらんだポップなデザインにしたのも、改訳新版の特徴です。

物語

 ぷく ぷく  ぷく…
 ひろ~い ひろ~い
 うみの なかの おはなしです。

「最初の見開きページ」紙面

▲最初の見開きページ。日本版でオリジナルに作成し追加した。

 おさかなちゃんのくらす海は、読む人の心の中にある、想像の海。水の色は黒で表されています。最初のページでは、海の底からあがってくるカラフルな泡に、こどもはきゃっきゃっ。指で押さえたり、「あか、あお、きいろ…」といってみたりも楽しい!
「ひろ~い ひろ~い…」と想像の海へいざなう1文は、ぜひ、海の中の泡を思い浮かべながら、声を出してゆっくりと読んでみてください。

 続いて、ページをめくると…

 ちっちゃな おさかなちゃん、
 ママが おむかえに きました。
「わぁ~い! ママ~」

 みんなに ばいば~い しなくっちゃ。

「うれしそうな表情のおさかなちゃん」紙面

▲うれしそうな表情のおさかなちゃん。ママもうれしそう!

 おうちへ帰る時間になった、おさかなちゃん。今日はいつもより早帰りなのかもしれません。

 うきうきしながら、海の仲間たちに、順に「ばいば~い」をしていきます。

 ぐるりんぱに ごあいさつ。
「ママと かえるの。ばいば~い」

 ぐるり~ん ぱっ

最初はぐるりんぱに「ばいば~い」紙面

▲最初はぐるりんぱに「ばいば~い」

 海の仲間たちは、カタツムリやカエルみたいな姿をしていたり、とっても自由な発想の世界観。呼び名もおさかなちゃんが名づけたユニークな名前です。たとえば、ぐるぐるのからに入ったカタツムリみたいな子には「ぐるりんぱ」!

 さらにページをめくると…

 け~ろ けろっ♪

「けろっち、ばいば~い。
 ママと おうた うたうよ」

歌を歌っているけろっちに「ばいば~い」紙面

▲歌を歌っているけろっちに「ばいば~い」

 おさかなちゃんは、海の仲間の様子を見て、ママとおうちでする楽しいことを想像しはじめます。たとえば、
 歌を歌っている子を見て「ママと おうた うたうよ」
 ぽわんぽわる~んとゆれている子を見て「ママと ゆれっこダンス するんだ」。
 観察力や応用力のあるおさかなちゃんに、読んでいる大人は思わずクスリ。

「ママと ゆれっこダンス するんだ」紙面

▲水の中でゆれている子を見て「ママと ゆれっこダンス するんだ」

「ママと およぎっこ するんだ」紙面

▲泳ぎが得意な子を見て「ママと およぎっこ するんだ」

 ページをめくるごとに新しい仲間が登場して、「ばいば~い」と「ママとすること」のやりとりがくりかえされるこの物語。
 読み進めると、ちいさなこどもの心にある「ばいば~いって楽しい!」「おむかえうれしい!」「ママ大好き!」の気持ちがいっぱい伝わってきます。
 改訳新版では、原作者ヒド・ファン・へネヒテン氏と相談して、ママの登場するシーンを増やし、親子いっしょにおうちに帰るしあわせを盛り上げました。

「また あした」紙面

▲最後は仲間がせいぞろいで「また あした」。うれしい楽しい「ばいば~い」のひととき

 最後はみんなに見送られて、大満足のおさかなちゃん。
 おさかなちゃんの気持ちになって、にこにこするお子さんもいることでしょう。
 おはなしの絵本を読み始めるきっかけに、ぴったりの1冊です。

「ばいば~い」のあと 紙面

▲「ばいば~い」のあと、ママと競争しながらおうちへ帰りました。

商品の紹介

『改訳新版 おさかなちゃんの ばいば~い』書影

■書名:『改訳新版 おさかなちゃんの ばいば~い』
■作・絵:ヒド・ファン・へネヒテン 翻案:古藤ゆず
■発行:学研プラス
■発売日:2022年1月13日
■定価: 990円(税込)

本書を購入する(Amazon)
本書を購入する(楽天ブックス)
本書を購入する(ショップ学研+)

同時発売

■書名:『改訳新版 おさかなちゃんの おいでおいで』

『改訳新版 おさかなちゃんの おいでおいで』書影

『改訳新版 おさかなちゃんの おいでおいで かくれんぼ しよ』紙面

本書を購入する

  • Facebook
  • LINE
  • Pinterest