現代社会には、実生活・インターネットを問わず、無数の情報があふれています。
そこには「本当の情報」だけではなく、デマ・詐欺・フェイクニュースといった、さまざまな「ウソの情報」が存在します。
インターネットやSNSの普及により、小・中学生がこれらの「ウソ」に触れる機会も増えています。
「ウソ」にだまされてしまうと、個人情報やお金を盗まれたり、いやがらせを受けたりすることがあります。それだけではなく、自分がいつの間にか「ウソを流す側」になっていたり、気づかないうちに誰かをだましていたりすることもあります。
本書では、これからの社会を生きるために必要な「情報との向き合い方」を、身近な事例をもとに、マンガで楽しく知ることができます。
えっ、2時間後に火山が噴火⁉ こんな情報を知った時、どうする?(「SNS」のウソ①より)
ある日、自宅で過ごしていると、地震が発生!
揺れはすぐに収まりましたが、SNSで「2時間後に△△山が噴火する」という情報を見つけました……。
さて、こんな時、あなたならどうしますか?
「すぐに他の人に教えなきゃ」と思って、
あわてて情報を「シェア」してしまうと……。
自分でも知らないうちに、「デマ」を周囲に広めてしまう危険性があります。
身近なウソの事例がマンガでわかる!
それでは、どうすれば「ウソ」から身を守ることができるでしょうか?
まずは、世の中にある「ウソ」の種類について、よく知ることが大切です。
本書では、各章の冒頭にマンガを掲載。ポップで楽しいマンガを読みながら、身のまわりにある様々な「ウソ」を知ることができます。
ウソのしくみや対処法がわかる!
次に、その「ウソ」のしくみを理解しましょう。
本書では、イラストや図解を用いて、複雑なしくみも分かりやすく解説。「風評被害」「2段階認証」などの難しい用語は、欄外で解説を行っています。
そして最後に、その「ウソ」への対処法を学びましょう。
どうやって「ウソ」を見抜き、だまされないようにするのかを知っておきましょう。本書では、注意するべきポイントを毎回2つ紹介しています。
この機会にお子さんと「ウソ」について学び、を身につけてみてはいかがでしょうか。
目次
1「SNS」のウソ①
2「SNS」のウソ②
3「ウェブサイト」のウソ
4「ネット取引」のウソ
5「ニュース」のウソ
6「エンターテインメント」のウソ
7「広告」のウソ
8「統計・データ」のウソ
9「電話・メール」のウソ
10「お金・ビジネス」のウソ
11「出会い・恋愛」のウソ
12「健康・美容」のウソ
※本書は図書館向け商品につき、一般の書店ではあまり流通しないため、お近くの図書館へリクエストいただくと、より手に取っていただきやすくなっております。
また、ネット書店などを通して一般の方にもお買い求めいただけます。
商品の紹介
■書名:『マンガでわかる 世の中の「ウソ」から身を守る』
■監修:下村健一
■編:学研プラス
■発行:学研プラス
■発売日:2021年2月4日
■定価:4,950円 (税込)