勝負事は3回つづけて負けたら撤退を

松原照子『心を整えて幸せを呼ぶ64の方法』セレクション

更新日 2020.07.21
公開日 2015.08.05
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 少しだけ、賭け事のお話をさせていただきます。いえ、賭け事をおすすめしたいのではありません。「感」を磨くコツをわかりやすくお伝えしたいのです。
 皆様はパチンコをなさったことがありますか? ここだけの話ですが、私は一時、パチンコで自分のお小遣いを稼いでいました。そのときは、年老いた両親と娘を抱えて、本当にぎりぎりの生活をしていましたから、切実な気持ちで店に通い、それなりの金額を得ていました。
 その当時は、私の「感」に興味を持ち、いろいろな実験をさせてくださる先生が何人かいらっしゃいました。そのなかのおひとりに、パチンコでお金を得ていることを話すと、「それは感というレベルを超えている!」と、とても驚いたご様子でした。
 そこで「パチンコ手帳」なるものをつくり、店に行った日の結果を書き込むことにしました。すると、勝ち負けのバイオリズムのようなものが見えてきたのです。
 たとえば調子がいいときは、光って見える台があります。そこに座って打ちはじめると、必ずといっていいほど大当たりします。
 反対に、負ける日が何日かつづいたら、調子が落ちていくというサインです。
 ですから私は、3回つづけて負けたら、どんな状況であっても、いったんお休みすることにしています。どうやら賭け事でお金を失う人は、この「いったんお休み」ができないみたいですね。「今度こそ取り返してやる!」と、意地になって通いつめ、ますます損を大きくしていく人が多いようです。
 また、3回つづけてダメなら休んだほうがいいというのは、賭け事に限ったことではありません。そんなときは「感」が働いていないか、やり方が間違っているか、どこかに問題があるはずです。だから、どんなに心残りでも、いったん引いたほうがいいのです。そして、リフレッシュの時間をとり、運気を切り替えることが大切です。

 

松原 照子 (まつばら てるこ)

1946年10月15日、兵庫県神戸市生まれ。経営コンサルタント、ライフアドバイザー、世の中の動きを見る「世見者」。自身のブログ「幸福への近道」で、東日本大震災の被災エリアを当てたことが話題となる。著書に『幸福への近道』(主婦と生活社)、『幸せを導く未来の暦』(宝島社)、『あなたの心が奇跡を起こす』(PHP研究所)、『「不思議な世界の方々」から教わった予知能力を高める法』(東邦出版)などがある。

ブログ「幸福への近道」

 

作品紹介

心を整えて幸せを呼ぶ64の方法
不思議な世界の方々から教わった未来を感じとる知恵

311の東日本大震災を予言し、一躍注目を浴びた霊能者、松原照子が不思議な霊的世界の方々から教わったスピリチュアル開運法を公開。簡単な呪文と習慣で、だれもが幸運を手にできる秘法はもちろん、超感覚的な「感」を磨く実践術をやさしく教えてくれる。

定価:1,300円+税/学研プラス

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