トイレ大好き芸人、佐藤満春さんによる究極の<トイレの児童書>が発刊!
『すごいトイレのはなし 1万以上の便器をみがきつづけて。』
トイレの仕組みや種類、トイレそうじのコツ、観光地になる公共トイレ、SDGsまで、トイレの話題がもりだくさん!
大人から子どもまで、毎日ほとんどの人があたりまえに使っているトイレ。しかし、その背景や仕組み、そして穴の向こう側の世界をくわしく知っている人は少ないのではないでしょうか。
そんな知られざる「トイレの世界」を紹介する究極の「トイレ本」が完成しました。
それが、児童書ノンフィクション読み物『すごいトイレのはなし 1万以上の便器をみがきつづけて。』です。
著者はトイレを深く愛し、名誉トイレ診断士の資格も持つタレントの佐藤満春さん(通称サトミツ)です。
そもそも、なぜサトミツさんはトイレが好きになったのか。
本の冒頭では生きづらさを抱えていた小学生時代にさかのぼり、「落ち着ける場所」が個室トイレであったことが語られています。
トイレは唯一といっていいほど、だれにも邪魔される可能性なく、ひとりでゆっくりくつろぐことのできる空間なのだそうです。
サトミツさんはその後、NHK番組『プロジェクトX』を見て、トイレの開発の裏側に惹かれます。そして、国内の便器の機種や最新機能などがいかに素晴らしい技術であるかを知っていく。そう、じつは日本は世界でも屈指の「トイレ先進国」なのです。
本書では渋谷区での公共トイレプロジェクト「THE TOKYO TOILET」も紹介しています。このプロジェクトでは渋谷区のあちこちに、有名なクリエイターによるユニークな公共トイレが設置されました。海外の観光客にとっての「観光地」ともなったこれらのトイレが登場する映画『PERFECT DAYS』で、主演の役所広司さんがカンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞し話題となったことも記憶に新しいですね。トイレは「おもてなし」の文化が宿る場所でもあるのです。
もちろんトイレの大切さは、文化的なものにとどまりません。下水道や水再生センターといった設備の重要性、そしてSDGsのゴールの一つに「安全な水とトイレを世界中に」が入っているように、世界が抱える「トイレ不足」の問題にも本書では触れています。
今もおよそ4億人が、トイレがなく、屋外で用を足す「屋外排泄」をしている現実があるのです。
さらに、国内でも災害時のトイレの課題などにも触れ、「トイレを使えること」が、決して当たり前ではないこと、トイレが衛生や健康の問題と切っても切りはなせないことを読者に伝えています。
ほかにも、トイレ掃除のコツや、さまざまな現場でのトイレ掃除体験、トイレの雑学などありとあらゆる「トイレネタ」を詰めこんだ本書は、知っているようで知らない「トイレ」の秘密、そして世界のありようを知る格好の一冊となっています。
今年の自由研究や読書感想文にもぴったりの本書をぜひご一読ください。
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~読者の感想~
事前に原稿を読んでくださった小学校や大学のみなさんからの感想をご紹介します。
トイレについてくわしくなれました! たくさん工夫されているトイレを考えた人はすごい。
クイズなどもあって楽しかったです。おもしろいし、分かりやすかったです!
(小5)
日常のトイレががんじょうな陶器でできていて、しかも少し形がちがうだけで水の流れが変わるから、とっても精密につくられているなんてすごい。
(小5)
私のなかのトイレのイメージがガラッと明るい方向へ変わりました。
(小5)
トイレのトラブルを解決していくところがおどろいた。
読みやすく書いてあってぐいぐい読める!
(小4)
この本を読んでさらにトイレに行きたくなりました。
「すごいトイレのはなし」のおもしろさを世界中のみなさんに伝えたいです。
(小4)
災害時に必ず問題になる点など、トイレは社会やくらしを考える重要な切り口だと感じました。
(小学校教員)
豊富なイラストつきで分かりやすく説明されているため、この本はトイレの入門書にぴったりな一冊だと思います。
(大学生)
この本を読み終えて最も印象に残っていることは、「どんなささいなものでもいいよ。もしかしたらそれがきみの人生を変えるかもしれない。」という部分です。サトミツさんの人生の中で、居場所としてのトイレから話が始まり、一見暗い話かと思いきや、最終的にはトイレという一つのものを通して、世界が広がっていく感覚や、それらに関わる人の熱意を感じとることができ、物事を極める面白さを教えてもらった気がします。
やさしさ、おもしろさ、熱意がいきいきと伝わってきて、気づけばサトミツさんのファンになっていました。
(全国学生トイレ研究会)
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編集部の「楽しく読める」おすすめポイント
★トイレに魅せられた「お笑い芸人」で「構成作家」のサトミツさんだからこそ、伝わる内容!
実際に若い読者に話しかけるような口語調の文体で、比喩などもまじえ、楽しくわかりやすく読むことができます。
★コラムやクイズ、4コマなど、読んでいてワクワクする工夫がたくさん。
ビジュアルとして飽きさせないページづくりで、内容理解の助けに。
著者プロフィール
佐藤満春(さとうみつはる)
1978年2月17日生まれ 東京都町田市出身 町田市在住 桜美林大学文学部卒。
お笑い芸人(どきどきキャンプ)/放送作家/構成作家/トイレ博士/掃除マニア/ラジオパーソナリティ/サトミツ&ザ・トイレッツ
2001年お笑いコンビ「どきどきキャンプ」としてデビュー。
2008年フジテレビ「爆笑レッドカーペット」にてブレイク、さまざまなバラエティ番組に出演。
2008年より放送作家としても活動開始。
以降、ニッポン放送「オードリーのオールナイトニッポン」などさまざまなTV・ラジオ番組の構成に携わる。
その他、トイレに造詣が深く、トイレ協会会員としてトイレの啓蒙活動も行い掃除能力検定士の資格を持ち、掃除の公演会を行うなどマルチに活動。
<資格>
名誉トイレ診断士/トイレクリーンマイスター/掃除能力検定5級/整理収納アドバイザー3級
<現在のレギュラー番組>
(ラジオ)
・AmazonAudible「佐藤と若林の3600」
・ニッポン放送「佐藤満春のあなたの話、聴かせてください」(不定期)
(TV)
・日本テレビ・Hulu「春日ロケーション」
・AbemaTV「FC町田ゼルビアをつくろう〜ゼルつく〜」
・日本テレビ「有吉ゼミ」(不定期)
(構成)
・日本テレビ「DayDay.」(月~金)
・日本テレビ「ヒルナンデス」(月)
・日本テレビ「ズムサタ」
・日本テレビ・Hulu「春日ロケーション」
・テレビ朝日「キョコロヒー」
・テレビ朝日「ハマスカ放送部」
・Eテレ「ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!」
・ニッポン放送「オードリーのオールナイトニッポン」
・ニッポン放送「松田好花のオールナイトニッポンX」
商品の紹介
■書名:『すごいトイレのはなし 1万以上の便器をみがきつづけて。』
■著:佐藤満春 絵:伊藤ハムスター、萩原まお
■発行:Gakken
■発売日:2024年7月25日
■定価:1,650円(税込)
【電子版】
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