子どもたちが、自分を取り巻く「社会」のことを考えるきっかけになる「私たちの未来」シリーズ最新刊。
僕たちはまだ、総理大臣のことを何も知らない……。
日本のリーダーであり、国の未来を決める人物「総理大臣」。
政治不信の雰囲気が世の中に蔓延する現在、総理大臣のリーダーシップは、もっとも重要な国民の関心事でもあります。
ところが、重要な仕事をしているということはわかっていても、「じゃあ具体的には何をしているの?」「どんな子ども時代をすごして、どんなことを考えていたの?」と訊かれたら、答えに詰まってしまう人が多いのではないでしょうか。
「学校で勉強したけれど、よくわからなかったし、覚えていない……」という大人の方や、「これから勉強するけれど、なんだか難しそう……」という子どもたちなど、まさに「総理大臣のことを何も知らない」状態のみなさまに、ぜひ読んでいただきたい本の登場です!
一見とっつきにくい政治のこともマンガで楽しく
本書は、サイドストーリーに、マンガの物語を設定しています。マンガのストーリーに沿って、総理大臣や政治について知り、主人公たちと一緒に考えられるようになっています。
マンガの舞台は、西暦2100年の日本。政治のほとんどをAIが担い、行いのよしあしによってつくGP(グッドポイント)とBP(バッドポイント)によって人々が評価される社会です。
主人公の少年、宙(そら)は、BPがたまってしまい、「平成~令和の政治を知る」というテーマの補習クエストを受けることに……。サポートロボットのシエルと、「令和時代」にタイムワープした宙は、クエストの指示通り、大地と海珠(うみ)の兄妹と合流し、一緒に国会議事堂へ向かいますが……。
総理経験者や政治家のメッセージがたっぷり!
宙たちは、2100年よりさらに先の未来から来たロボット、ホースケの力を借りて、いろいろな人に会い、話を聞きます。本書の中心になるのは、この実際の総理大臣経験者や、現役の政治家の方々へのインタビューページ(物語の主人公たちが話を聞いている設定)。
細川護熙、村山富市、小泉純一郎、野田佳彦ら総理大臣経験者の、それぞれの総理時代を振り返ってのエピソードや、政治への考え方など盛りだくさんのインタビューは、読みごたえ十分!
石破茂、枝野幸男、玉木雄一郎、城内実ら政治家へのインタビューも行い、総理大臣以外の政治家の仕事についても明らかにしていきます。
編集・制作において、このページは実際に「子どもインタビュアー」が政治家の方々のところへおもむき、話を聞いて記事をまとめています。
ためになるコラムもたくさん!
総理大臣や政治については、マンガ以外にコラムでも知識を深められます。
総理大臣の仕事についてはもちろん、インパクトのあるびっくりエピソードまで、イラスト図解でわかりやすく紹介しています。政治の基本用語についても取り上げているので、基礎知識はこれでばっちり!! もう「総理大臣のことを何も知らない」なんて言わせません!
総理大臣について知らずに過ごしてきた大人にも、これから学ぶ子どもたちにも、自信をもっておすすめできる一冊です。
商品の紹介
■書名:『僕たちはまだ、総理大臣のことを何も知らない。』
■編:長谷部京子
■発行:Gakken
■発売日:2024年5月23日
■定価:1,430 円(税込)
【電子版】
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