ファーストブックが多いぴよちゃんシリーズ内では珍しい、いくつになっても繰り返し読みたい心に残る絵本を新発売。ひまわりの一生を通じて、いのちの尊さ、つながりを、美しい季節感あふれる絵で伝えます。
低年齢向けのファースブックが多いシリーズとして、世界中に人気の「ぴよちゃんのえほん」シリーズ。20年の長きにわたって、優しいタッチの絵と、親子で楽しめるハートフルなストーリーが愛され続けています。そのシリーズ最新刊が6月15日に発売! タイトルは『ぴよちゃんと ひまわり』です。
今年で20周年、世界累計1,000万部超えのぴよちゃんえほんシリーズは、0~3歳向けのファーストブックが多く、新発売の『ぴよちゃんとひまわり』は、シリーズ内では、異色の大判サイズの、本格派絵本です。この絵本は2004年4月に発売された同名絵本を、表紙ほか描き下ろしのカットを加えて装いを新たにしたリニューアル版です。お話は同じものです。旧版も20刷のベストセラーでしたが、より多くの方たちに知ってもらうため、このたびリニューアル出版をいたしました。
著者のいりやまさとし先生がインタビューの中でも「一番印象的」と名前を挙げているこの本の新しい魅力をご紹介します。
おすすめポイント
1. 美しい絵で描かれるひまわりの一生で季節を感じる、学ぶ
主人公ひよこのぴよちゃんがみつけたのはひまわりの種。ぴよちゃんは種をまいて、育てて食べようとしますが、そのうちひまわりとお友だちに…。
かわいいぴよちゃんとひまわりの出会いが優しいパステルタッチで描かれます。
ほんわかとした優しいタッチで描かれていますが、ひまわりの一生が丁寧に描かれていて、季節とともに変化する植物の生命のサイクルを学ぶことができます。
幼児の記憶の中ではまだ1回か2回しか覚えていない春夏秋冬。しかし、絵本を繰り返し読むことで、何度も何度も季節を体験できますので、季節を学ぶこともできると好評の絵本です。
2. 子どもたちに伝えたいテーマ、別れと再生、命の物語
描かれているのは、植物のひまわりの一生ですが、その一生を通じて「生と死」「命」について考えさせられる物語です。
はじめは種やはっぱを食べようとしたぴよちゃんも、ひまわりと仲良くなって、食べるというより友だちになります。でも一年草のひまわりはいつか枯れてしまいます。育んだ友情や楽しい日々をすごす間の「かけがえのない命」、でもいつか「尽きる命」、そして最後の場面では悲しみからの再生として「つながっていく命」が描かれています。「命」の尊さとつながりを、じんわり、深く優しく温かく、美しい絵で伝えていきます。それは友情だけでなく、生きつづけるということ、出会いと別れ、これからの時代を生きていく子どもたちにとって、今後繰り返し体験する、大切なメッセージを絵本を通じて優しく教えてくれます。
3. 道徳の教科書に掲載の良書
本書は、読んであげるなら3歳から、自分で読むなら小学校低学年向けと表記されています。平易な言葉で表現されていて、自分で文字が読めない年少さんや年中さんでも理解できる内容になっています。また、低学年の小学生にも読みやすい絵本です。また、厳しい審査を経て、小学2年生の道徳の教科書に掲載されていることからわかるように、「命」の尊さと連鎖を理解できるのは小学生になってからでしょう。ぴよちゃんのお話として、物語として理解できる3~4歳から、テーマの「命」を深く考えられる小学校低学年まで、年齢に応じた読み方のできる作品です。
4. 花が開くしかけににっこり!
本書には、小さなお子さまに喜ばれるしかけもあります! 折りたたまれたつぼみを手で開くと、大きなひまわりの笑顔に出会えます。お子さまもきっと笑顔になることでしょう。ここではじめてぴよちゃんは、この種が「ひまわり」だったことを知る重要な場面です。深いテーマですが、しかけがあるので、比較的小さいお子さまから楽しむことができます。
5. 動画も公開!
『ぴよちゃんとひまわり』を紹介した動画を公開中。見どころポイントがわかりやすいので、ぜひご覧ください。
(動画URL:https://youtu.be/CthRVLDbsGg)
6. Apple Books版もあります
さらに本書は、Apple社が提供する電子書籍アプリケーション「Apple Books」にもあります。音声と動きのある絵本が楽しめます。iPadやiPhoneでいつでもどこでも、アニメーション仕立てでお楽しみいただけます。ぴよちゃんをタップすると「ピヨピヨ」泣いたり、動いたり、反応がカワイイですよ。(提供は旧版の『ぴよちゃんと ひまわり』になります。)
ぴよちゃんシリーズは20周年
1. 愛され続けて20周年
ぴよちゃんシリーズは2003年4月に、おやこであそぶしかけえほん『ぴよちゃんのおかあさんどこ?』『ぴよちゃんのかくれんぼ』からスタートしました。今年でなんと20年!
日本ではシリーズ累計340万部を突破。また、中国、台湾、韓国などのアジア圏から、フランス、アメリカ、オランダなど、世界中の親子に愛されて翻訳出版され、シリーズの世界累計が1,000万部を超えるベストセラーになりました。
2. ぴよちゃん公式サイト、オープン!
ぴよちゃんシリーズ20周年を記念して公式サイトが3月中旬にオープンしました。
新刊情報、イベント情報、シリーズ紹介、キャラクター紹介ほか、いりやまさとし先生の描き下ろし4コマなど、楽しい企画が盛りだくさんです。ぜひご覧ください。
3. 20周年記念キャンペーン実施中!
20周年を記念して、 『ぴよちゃんのおたんじょうび』を含むぴよちゃんのえほんシリーズ全体で、SNSキャンペーンを実施中! 写真つきのSNS投稿で合計300名様にオリジナルアクリルキーホルダーが当たります! 第1回締め切りは2023年6月末日なので、もうすぐ! ぜひご応募ください。(最終締め切り2024年1月31日)
詳しくは公式サイトにて掲載中。楽しい情報が随時更新されています。ぜひご覧ください。
【著者紹介 いりやまさとし】
東京都生まれ、在住。キャラクターデザインやグリーティングカードのイラストレーターを経て、2003年4月、「おやこであそぶしかけえほん」シリーズの『ぴよちゃんのかくれんぼ』『ぴよちゃんのおかあさんどこ?』で絵本デビュー。この2冊が人気を博し、その後、『ぴよちゃんのおともだち』『ぴよちゃんのひまわり』など、多くの「ぴよちゃん」シリーズを発刊。2023年4月現在53点のぴよちゃん作品を発売。中でも「命」がテーマの『ぴよちゃんとひまわり』は小2道徳教科書に掲載。また、『ふわふわだあれ?』『めくってばあ!』などの触る素材つきの赤ちゃん絵本も大人気となる。0歳から小学生向けまで幅広い年齢向けの絵本作品がある。主な絵本作品に『ふわふわだあれ?』などの「ぴよちゃん」シリーズ(Gakken)、『パンダともだちたいそう』『パンダなりきりたいそう』(講談社)ほか多数。直販の保育絵本などでも活躍中。ふんわり優しいパステルタッチの絵が「見ていると癒される」と子育てパパママに人気。海外にもファンが増え、世界各地で翻訳出版される。今年で絵本作家として20年目を迎えるなか、ますます意欲的に創作活動を展開。特に中国での人気が高く、中国でのみ販売されているオリジナルのぴよちゃんの絵本も7点ある。趣味はギター。「ぴよちゃんむぅびぃ」の中の『パパとあそぼう』『まねっこおかお』の歌の伴奏のギターは、著者自らの演奏によるもの。
商品の紹介
■書名:『ぴよちゃんと ひまわり』
■発行:Gakken
■発売日:2023年6月15日
■定価:1,650円(税込)
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