“チーム松山のラストピース”として一躍注目を集め、河本結、有村智恵、永峰咲希、川満陽香理ら多くのトッププロを導く新世代コーチの「支える力」を自身が紐解く
ゴルフファンだけでなく、“コーチング”に興味ある人も必読!
コロナ禍以降、空前のゴルフブームとなっています。密を避けて楽しめるアウトドアレジャーとして、あらたにゴルフを始める人が急増したことがブームを牽引していますが、そんなゴルフ界において、近年で最も大きなトピックが、松山英樹選手による2021年のマスターズ優勝でしょう。
その偉業を支えたコーチが、本書の著者である目澤秀憲氏です。
目澤氏は2020年12月に松山選手のコーチになりましたが、それまで松山選手は専属のコーチをつけたことがありませんでした。「松山英樹にとって初の専属コーチ」というだけでもゴルフ界では話題となりましたが、コーチとなってわずか4か月で、松山選手が日本人悲願のマスターズ制覇を成し遂げたことで、“目澤コーチ”の名前はゴルフ界を飛び越えて注目を集めるようになります。
本書は、目澤コーチのゴルフとの出会い、そしてコーチングとの出会いから、プロコーチになってからの選手たちとのエピソード、目澤流コーチングの概論、これからのコーチに必要なスキル・考え方などを本人が紐解いていく、いわゆる“レッスン書”ではなく“読むゴルフ、コーチングについての本”です。
「コーチング」という言葉はスポーツに限らず、ビジネスの世界でも浸透してきましたが、実際に「コーチングとは、何をすることか」をご存じの方は、まだそれほど多くないと思われます。目澤コーチが選手とどのように接し、支え、導いているのかは、ゴルフファンのみならず、多くのスポーツ観戦愛好家、コーチをしている人とコーチを目指す人、ビジネスマンにとっても興味深い話となるでしょう。
本書は、スポーツ読み物として気軽に楽しむことも、コーチングのヒントを探すこともできる内容となっています。ぜひ本書で「ゴルフコーチの世界」を知ってください。
おもな内容
第1章 コーチングとの出会い
第2章 コーチとして世界一のツアーへ
第3章 目澤流コーチング7か条
第4章 ゴルフの魅力とコーチ業界の課題
第5章 求められるコーチング
著者 目澤秀憲(めざわ・ひでのり)
1991年生まれ、東京都出身。日本大学卒業(体育会ゴルフ部所属)。大学時代からコーチングに興味を持ち、卒業後に語学留学で渡米した後、日本人では数名しか所持していないレッスンライセンス「TPI(Titleist Performance Institute)レベル3」を取得し、プロコーチとなる。河本結はプロ転向時から指導、その後、有村智恵、永峰咲希、川満陽香理らをサポート。2020年に松山英樹のコーチとなり、翌年4月のマスターズ優勝をサポートした。プロへのコーチングもアマチュアへのティーチングも分け隔てなく取り組み、技術レベルや性別を問わない「その人に合った」わかりやすい指導に定評がある。
商品の紹介
■書名:『支える力 選手とともに頂を目指す目澤秀憲のゴルフコーチング』
■著者:目澤秀憲
■発行:学研プラス
■発売日:2022年4月28日
■定価:1,485円(税込)
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