絶滅に関連する生物が60種以上登場!ゆるゆる4コマとしっかり解説の新感覚図鑑シリーズ第8弾!
絶滅生物と聞くとみなさんは何を思い浮かべますか?
かつての陸上の王者ティラノサウルスや極寒の地でくらしていたケナガマンモスのような古生物が出てくる方もいれば、近年絶滅してしまったニホンカワウソやヨウスコウカワイルカの印象が強い方もいるかもしれません。
小天体の衝突や火山の噴火による環境の変化、天敵の出現や人間による乱獲など、生き物が絶滅するのにはいろいろな原因があります。今では姿を見ることのできない生物たちの不思議な生態と絶滅してしまった理由を本書から学んでみましょう。
今はもう見られない恐竜・古生物が紙面で復活!
1、2章で登場するのは、すでに絶滅してしまった大昔の生き物たち。ティラノサウルスなどの恐竜やマンモス、スミロドン(サーベルタイガー)のような陸上を闊歩していた古代生物から、太古の海の支配者だったアノマロカリス、巨大ザメのメガロドンなどの水中の古生物も紹介いたします。
現代の生き物と比べると信じられないような姿や生態をもつものがどんどん登場します。編集担当は生き物の飼育が趣味なので、どうやったら飼えるだろうと妄想しながら2章を編集していました。
3章は近代に絶滅した生物
ドードー、ニホンオオカミ、ポリネシアマイマイ…3章に登場するこれらの生き物は近代になって絶滅してしまいました。実は近代の生き物の絶滅には人間の活動が関わっていることが多いのです。食料や毛皮目的の乱獲や外来種による影響、開発による環境変化など、人間の活動と生物の共存の難しさを絶滅した生物たちが教えてくれます。
絶滅危惧種も4章でたっぷり紹介!
現在、世界中には絶滅危惧種とよばれる絶滅の危機に瀕している生き物がたくさんいます。なんと、全生物種の3割にのぼるとも…
例えば、身近な魚といわれていたメダカは、水質汚染などにより生息地が減少したうえにペットとして飼われていた改良品種のメダカが放流され、純粋な野生メダカは少なくなり、絶滅の危機に瀕しています。
絶滅危惧種を絶滅から防ぐためにはどのようなことができるでしょうか?
コラムを読めば、絶滅生物がもっと身近に!
コラムページでは、まんがとイラストで絶滅生物に関する情報を紹介します。
化石のでき方や地質時代、生物の保護作戦など、小さな判型の図鑑とは思えないほどの充実した情報があなたをまっています。
監修は今泉忠明先生
本書の監修は、学研の図鑑LIVE動物やなける生き物図鑑の監修で有名な今泉忠明先生! 今泉先生の確かな知識と豊富なご経験で、本書の内容もばっちりチェック!
イラストやまんがはゆるゆるですが、そんな見た目とは裏腹に内容はがちがちなのも本シリーズの特長です。
「絶滅」という言葉には、大昔の出来事というイメージを持つ人も多くいるかと思います。
しかし、現代では人間活動の影響で多くの生物が姿を消していることから、これまでの地球の歴史上で5回発生した大量絶滅に続く、6度目の大量絶滅の時代とする研究者もいるほど、絶滅は身近なものなのです。
これからも人間以外の地球のなかまたちとともに生きていくために自分には何ができるのか、この本を読んでそれを考えてみてはいかがでしょうか?
商品の紹介
■書名:『ゆるゆる絶滅生物図鑑』
■監修:今泉忠明
■発行:学研プラス
■発売日:2021年11月18日
■定価:1,078円 (税込)
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【電子版】
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