『やりきる力』

UPDATE 2021.06.28
公開日 2021.06.25

「やりきった先に、あなたが目指すべき道が開けている。それは、やりきった人間だけが知っている、揺るぎない事実だ。」

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「大きなことを成し遂げたいなら、
 一度本気でやると決めたら、
 中途半端にフェードアウトしてはいけない。
 人生で大切なことは、最後まで『やりきる力』だ。」

「潔く引き下がるな。最後の最後まで、やりきれ!」

「挑戦のない人生に意味はない。成功もない。
 思い切って飛べ! それが正解だ。」

本書の内容:「君は本当に、それでいいのか?」一歩踏み出したい人の背中を押す「最強の行動バイブル」

 コロナ時代を生き抜くためのド直球な入魂メッセージが詰め込まれた本書では、自分の中に「夢」や「やりたいこと」といったブレない芯を立てる方法と、それを「やりきる」ことの大切さを説いています。時間・お金の使い方、人間関係など日常生活に関わる事柄から、退路を断つ、のめり込む、頭を使う、熱中するといったビジネスマインドまで、自身の宇宙事業や、過去の失敗エピソードを交えて熱く語ります。

目次

■ FOREWORD 潔く引き下がるな。最後の最後まで、やりきれ!
■ 第1章 やりたいことに、いますぐ飛び込め!
■ 第2章 その道をただ進め!
■ 第3章 後悔せずに生きろ!
■ 第4章 弱い自分と正面から向き合え!
■ 第5章 お金を稼いで未来を切り開け!
■ 第6章 変わることを怖れるな!

はじめに(全文公開)

潔く引き下がるな。最後の最後まで、やりきれ!

「ビジネスでは事業計画が大事!」
「予実管理は怠るな!」
「KPIをしっかり把握しろ!」
 仕事をしている人なら一度ならず、こんなふうに、上司や目上の誰かに厳しく言われたことがあるだろう。
 この社会では、どんなプランにも“先を見据えた設計”が必要で、綿密な準備を忘れてはいけない、という意見が大半だ。
 確かに、設計も準備も整っていれば、安心なのかもしれない。
 だが、ずいぶんとご都合主義な考え方じゃないだろうか?
 多くの人は、計画した通り、希望したイメージに沿って物事は進むと信じている。
 そして、少しでも上手くいかないと、すぐあきらめて“潔く”撤退してしまう。
 トラブルが起きたときには、周りで寄ってたかって、けちょんけちょんに叩き、苦労した積み重ねを、まるごと消滅させる。
 そんな潔さが、当たり前になっている。

 潔さという言葉は“勇気ある撤退”と言い換えられることもよくあるし、ポジティブな言葉のようにも受け取られている。
 だが、僕はこの、潔さという発想に断固として反対したい。
 多少の障害を前にして、一度やり始めたことを“勇気ある撤退”と取り繕って、やりきらずに逃げてしまうことがポジティブであるはずがないだろう!
 潔さとは、体のいい、ご都合優先のポジティブワードだ。
 そんな聞こえのいい言葉の陰に隠れて、
 自分を取り繕って、いったい何が生まれるというのか?
 “潔さ”なんて、クソくらえだ!
 しつこくしつこく、粘り強く、目の前のことをやりきるのだ。
 みんな、時間とか人材リソースの都合に責任を被せて、やりきることの面倒くささを避けている。もっともらしい“合理性”を盾にして、実力や努力が足りなかっただけの事実から目をそらしている。
 成長の機会を放棄したその後に、いくら設計や準備をし直したとしても、次の挑戦で上手くいくわけがないだろう。

 勇気ある撤退を選択した人に、成功者はいない!
 潔さは、リスクを最小限に抑えられる処世術として有効かもしれない。だが、あなたが成功を望むとき、それは邪魔な考え方になる。
 少し見渡せば、わかるはずだ。
「計画と違う!」「クレームが来るから中止!」
 こんなふうに、みんなが必死で進めているプランにストップをかけようとする上司や同僚は少なくない。むしろ、そんな人ばかりだ。
 多くは、結局何も成し遂げられておらず、ただ若手に疎まれているだけの存在だ。
 実績を挙げている人は、みんな潔くなんかない。
 あきらめが悪く、やりきれるところまで、やりきっている。
 それが正解だ。一度やると心に決めたら、たとえ失敗に終わろうが、途中で道を閉ざされようが、やりきらなければダメだ!
 やりきった先に、あなたが目指すべき道が開けている。
 それは、やりきった人間だけが知っている、揺るぎない事実だ。
 勇気とは、潔さを発揮するために僕たちに備わっているのではない。
 最後の最後まで前進を続ける、そのために使うべき貴重な内的資源なのだ。

レールを外れても大丈夫! 道はその先に続いている

 コロナ禍では、まず航空産業がボロボロになってしまった。
 例えばCA(キャビンアテンダント)になりたいという、子どもの頃からの夢をあきらめた人も、少なくないだろう。でも、ここであきらめる理由が、僕にはわからない。
 すぐにCAになれなくても、航空業界に近い分野で仕事を見つけて、時間をかけて狙ってもいいではないか。コロナ禍は、すぐには収束しないけれど、きっと永遠に続くものじゃない。みんな旅をしたがっている。その世界中の人々の欲求は、いま、巨大なビジネスチャンスとして再起動を待っている。きっと、航空業界は復活するはずだ。
 CAをあきらめた人は、事情があるのはわかるけれど、もっともらしい理由をつけて夢をあきらめたのではないか。結局、そこまでの情熱しか持っていなかったということだ。
 夢があるなら、貫き通せ! と言いたい。
 僕は、夢という言葉はあまり好きではないけれど、伝わりやすいようにあえて使う。これからの社会で夢を追うのであれば、夢を叶えるレールが誰かに準備されているなどという、甘い期待は捨てなければならない。

 これからの社会に、定められたレールなどは存在しないのだ。
 いや、むしろレールから外れたほうが、夢や理想を実現できることだってある。
「空の楽しさを共有したい」「世界各国をフライトしたい」というのがCAとしての夢ならば、シンプルに飛行機の乗組員そのものを目指す道もある。
 また、そうやってきちんと自分で選んだ道を進んでいれば、実は夢の本質が「人々の安全を守りたい」「人々のリアルな交流をつなぎたい」だったことに気づけたりもする。
 そのときは、いろいろ経験しながら進路を変えて、夢の本質に接近していけばいい。
 夢や理想とは、整備された安全なレールに乗って、そこそこの苦労をすれば、誰にでもたどりつけるものではない。
 絶対にあきらめないで、ひたすら愚直に、やれることをやりきる!
 そうしなければ夢は叶わないし、心の底からやりたいことにも、出会えない。
 世間のイメージ的には、ホリエモンは成功するための上手いコツとか、ショートカットの方法を知っているように思われているけれど、実際は、驚くほどに何のひねりもないことしかやっていない。
 僕のやっていることは、ものすごくシンプルだ。
 とことんやりきる、と覚悟を決めて、めちゃくちゃ努力しているだけだ!

踏ん張った先に、新しい地平が広がっている!

 これまで著書で「執着は捨てろ!」と書いてきた。だが、あなたが成し遂げたいこと、求めている成果があるのなら、それを手放す必要があるはずがない。
 やりきる意志は、執着とはまったく別のものだ。
 僕の手掛ける事業はほとんど、やりきるだけでなく「黒字化」が求められる。
 年末に行っているミュージカルや、単発イベントの黒字化は大変だけれど、努力を惜しまず、何とか赤字を回避している。
 ロケット開発も、あきらめる気持ちなど、さらさらない。
 コツなんか、ない。正解も、近道もない。ありとあらゆる手を打ち、仲間内への営業も含めてコストダウンの努力をして、一生懸命に黒字に持っていくのだ。
 このご時世で、ビジネスを黒字化へ持っていくのは、かなり骨が折れる。途中で、あきらめてしまう人も多い。だからこそ、「やりきる力」が成否のカギを握っている。
 何も特別なことはない。ただやるべきことを決め、淡々と実行するだけでいいのだ。

 いまでも僕は、批判される。たびたび炎上騒動を起こす。
 自分にそんなつもりはまったくないけれど、炎上商法で敵をつくって売名している愉快犯だと、囁かれたりもする。
 どう言われようと、結構だ! 言いたい人は、自由に言えばいい。僕のほうも自由に、反論させてもらう。僕は、僕のやりたいことを、やりきっていくだけだ。

 大事なのは、折れない気持ちだ。
 どんなに追い詰められても、やりきる。障害があっても、ぶつかっていく。
 責められて、バカにされて、苦しんでいる自分から決して逃げない。
 逃げずに踏ん張っていれば、いつか新しい地平が、新しい味方が、現れる。
 そのことを、僕は知っている。
 この「やりきる力」さえあれば、夢は形を変えて必ず叶うのだと、みんなに伝えたい。
 本書では、自分の中にぶれない芯を立てる方法と、やりきることの大切さを、あらためて説いていくつもりだ。
 コロナ禍という言葉は嫌いだが、このような閉塞感が充満した社会においては、お金よりも、不確かな将来への希望よりも、「やりきる力」が頼りになると信じている。

堀江貴文

堀江貴文(ほりえ・たかふみ) プロフィール

 1972年福岡県八女市生まれ。実業家。株式会社ライブドア元代表取締役CEO。SNS  media&consultingファウンダーおよびロケット開発事業を手掛けるインターステラテクノロジズのファウンダー。現在は宇宙関連事業のほか、執筆活動、オンラインサロン運営、有料メルマガの発行、YouTubeでの動画配信、高級和牛飲食店経営、通信制高校主宰、ミュージカルプロデュース、予防医療普及協会理事、Jリーグアドバイザーなど、幅広く活動。2019年5月、インターステラテクノロジズのロケットが民間では日本初となる宇宙空間到達に成功した。著書に『ゼロ───なにもない自分に小さなイチを足していく』(ダイヤモンド)、『多動力』(幻冬舎)、『時間革命 1秒もムダに生きるな』(朝日新聞出版)、『スマホ人生戦略 お金・教養・フォロワー35の行動スキル』(学研プラス)などがある。
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商品の紹介

『やりきる力』書影

■書名:『やりきる力』
■著:堀江貴文
■発行:学研プラス
■発売日:2021年5月27日
■定価:1,430円 (税込)

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