和食は難しそう? いえいえ、家庭の和食は難しく考えないで、簡単にシンプルに作ればいいんです。
和食というと、なぜか難しく考えて身構えてしまいがちです。でも、ちょっと待ってください。家で食べる食事は、もともとが「和食」だったのでは? 白いご飯がベースにあって、それによく合うおかずと考えれば、難しいものではないはずです。家庭の和食はお料理屋さんの料理とは別のもの。もっと手軽に気楽に作ればいい、という提案です。
だしはなくていい。食材も2つでいい。和食のハードルをぐっと下げました。
本書が提案するシンプルな和食を具体的にいうと、
●たんぱく質や食材のうまみを生かせば、だしはなくてもいい。
●食材はあれこれそろえなくても2つでいい。そうすれば買い物も下ごしらえもラク。
●揚げものはフライパンで少ない油でいい。これなら後片付けも簡単。
●焼きものはフライパンで照り焼きとグリル焼きでいい。
●副菜は野菜ひとつあればいい。
●乾物も一度の戻してしまえばいい。
例えば「肉じゃが」も、じゃがいもと牛肉の2食材で十分。大きく切ったじゃがいもに、牛肉のうまみが絡まって、それぞれの味わいが際立ちます。炒めものも、2食材だと炒め加減が見極めやすく、シャキッと仕上がります。だしが必須と思われがちな煮ものやみそ汁も、たんぱく質のうまみをプラスして、素材そのものから出るうまみの力も借りれば、滋味深い味わいに。
毎日食べたくなるシンプル和食。今晩は何を作りましょうか。
【著者プロフィール】
大庭英子(おおば・えいこ)
料理研究家歴40年の大ベテランで、料理のカメラマン、スタイリスト、編集者などから絶大な人気をほこる。経験に裏打ちされた確かな味つけと、基本をふまえつつ、作りやすく練られたレシピが支持されている。
商品の紹介
■書名:『家の和食はシンプルでいい』
■著者:大庭英子
■発行:学研プラス
■発売日:2021年4月1日
■定価:定価1,540円(税込)
あわせて読みたい
-
『地球のかじり方』が料理レシピ本大賞「ニュースなレシピ賞」を受賞!
教養・ビジネス
-
料理研究家歴40年。定番おかずを本当においしく作るコツをお話します!
趣味・実用
-
【モニター募集】大人気ブロガー最新刊『Mizukiの今どき和食』を50名様に! ~2020/4/9(木)まで
イベント・キャンペーン 趣味・実用
-
第2回 酒は日本酒、本は小早川涼(浅野温子)
ほんちゅ!
-
ごはんメニュー、献立の悩みをすべて解決! 「おかずチャート」があれば、もうおかずには迷わない!
趣味・実用
-
【献立力】今夜の食事にもう悩まない! 30分で作る晩ごはんの考え方とレシピが身につく!
趣味・実用
-
「定食は3品が基本です。」料理研究家・藤井恵の新刊が発売
趣味・実用
-
冬ごちそうはこれに決定。ストウブ鍋ひとつで、フレンチのごちそう煮込みが手軽に作れます!
趣味・実用