数式なしの異色の数学本が登場! 数式なしだと、こんなにもわかりやすかった!
『図解 数学の世界 理論を知ると面白いほどよくわかる!』
「最初にこの本を読んでいれば、学生時代の数学の授業は、もっと有意義なものになったのに……」と思わずにはいられない数学本が登場!
数式を解かずに、数学の基本を理解する!
「数学が嫌いになったのは、意味や用途がわからないまま、いきなり数式を解かされたからだ」という文系読者のために、“数式なし”の数学の本が登場しました。
幾何学から、円周率、三角関数、素数、関数、微分、積分、ベクトル、スカラー、確率、統計まで、かつて習った数学の基礎ともいえる項目を、歴史や興味深い事例を織り交ぜながら、縦書きの文章でやさしく説明しています。
数式や例題を解くことがないので、流れを止められたり、つまずくこともなく、面白い物語を読むように、一気に数学の基本が理解できます。
▲数学の歴史の始まりである「幾何学」は、なぜ生まれたのか? 天文学者のユークリッドが幾何学の大系を構築してまとめた『原論』は、数学の歴史上もっとも重要な書となり、いまも読むことができます。
「微分」なんて必要ない人こそ楽しめる解説!
たとえば、「微分」。理解できていなくても実生活で何の問題もない、という人も多いでしょう。でも、一応理屈くらいは知っておきたいという人のために、ジェットコースターと高速道路のジャンクションを例に説明。普段目にするものに、なるほどと思う形で「微分」が使われていることがわかります。
また「素数」の解説では、13年ないし17年ごとに大量発生するセミ(蝉)を取り上げて、自然の摂理と進化のしくみが生み出した見事な生存戦略を紹介。さらに、コンピューターのパスワードに使われている「RSA暗号システム」のしくみを知れば、素数の可能性と面白さがわかり、多くの数学者が素数に夢中になるのにも納得できます。
▲数学者が好きな「素数」。北アメリカのある種のセミは、13年ないし17年間も地中に棲む。昆虫としては例外的に長寿命なのだが、もちろん理由があります。
18万部超えの人気「図解シリーズ」の最新刊!
著者は、相対性理論や量子論などの科学に関する難解な理論を、わかりやすい文章で図解することに定評のある矢沢サイエンスオフィス。5万部超えの人気書籍『図解 相対性理論と量子論 くらべてみると面白いほどよくわかる!』などのシリーズ既刊同様、数学の歴史や天才数学者たちの人間くさいエピソードなども絡めながら、あなたを数学の世界に誘います。
なにか新しいことを始めるたくなる春、読み物としての数学から、数学の世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょう?
商品の紹介
■書名:『図解 数学の世界 理論を知ると面白いほどよくわかる!』
■編著:矢沢サイエンスオフィス
■発行:学研プラス
■発売日:2020年1月23日
■定価:本体680円+税
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