「逃げる」ことは、 必ずしも悪いことではない!

中島 輝 『堂々と逃げる技術』セレクション

2017.01.12

 長時間労働、ブラック企業、パワハラ、過労死……。今、仕事につぶされてしまうような過酷な働き方にあえいでいる人たちがいます。もしかしたら、あなた、あるいはあなたの身近な人がそのような状況に追い詰められているのかもしれません。

 本書は、追い詰められたとき、つぶされる前に知っておくべき賢い身の守り方として、自らを助けるためのとっておきの心理テクニックを臨床実績1万人以上、95%の回復率を誇るカリスマ心理カウンセラー中島輝が紹介します!

『堂々と逃げる技術』というタイトルを一読して、驚かれた人も多いかもしれません。

「逃げるって、悪いことじゃないの?」

「逃げるとしても、逃げる時は、普通、人目を避けたほうがいいのでは?」

 これは、そのように感じたあなたにこそ、読んでいただきたい本です。

 今あなたは、いろいろなものを抱えて、恐らく身動きがとれなくなってしまっているのでしょう。毎日が息苦しくて、つらいこともあるでしょう。
 しかし、今こそ、その重荷を外してみてはいかがでしょうか。目の前のことから「逃げて」もいいのです。いや、あなたは今すぐ「逃げる」ほうがいいのです。

 ただし、逃げていいのは、自分自身にまじめに向き合い、自分自身で決断した場合のみ。そして、自分で逃げると決めたからには、誰に憚ることなく「堂々と逃げる」のです。

 こういうと、「そうは言っても……」とか、「しかし……」と迷われる方のほうが多いと思います。そのように迷っている方に、何も気にせず、むしろ楽しく「逃げる」選択肢を選ぶ方法を本書では詳しく、紹介していきたいと思います。

 ひと言で「逃げる」と言っても、いろいろな「逃げる」があると思います。全力で逃げる方法もあれば、少しだけ逃げる方法もあります。

 心のなかで距離をとるというのもありますし、心のなかの自分の立ち位置を変えるという方法もあります。目の前の上司から距離をとるが、会社は辞めないなど、「逃げる」方法はいろいろあります。

 自分のスタイルに合った、今日からできる「逃げる」方法を選んで、実行すればいいだけなのです。

(※この連載は毎週木曜日・全4回掲載予定です。2回目の次回は、1月19日掲載予定です。)

 

中島 輝 (なかしま てる)

心理カウンセラー/メンタルトレーナー/国際コミュニティセラピスト協会設立
5歳で里親の夜逃げという喪失体験をし、小学4年から躁うつ病・パニック障害・統合失調症・強迫性障害・不安神経症・認知症・過呼吸・胃潰瘍・大腸炎・円形脱毛症・斜視に苦しむ。 25歳から10年間実家に引きこもり、家業が巨額の借金を抱え、自殺未遂を繰り返す。困難な精神状態の中、独学で心理学やセラピーを学び、自ら実践し、35歳で克服。
日本メンタルヘルス協会で心理学を学ぶ。
また独学で100近くの心理学やセラピー、特にアドラー心理学・フランクル心理学・カラー心理学、NLP、コーチング、ヒーリング、ボディーワークを修得し、数多くのオリジナルセラピーを開発。約8年間で臨床経験10,000名以上、臨床時間数11,000時間を超え、クライアントの95%が回復。
現在予約は6ヶ月先まで埋まり、常時400名がカウンセリングを待っている状態に。連日、多くの人に研修・講演・育成しながら現在にいたる。
著書に『負の感情を捨てる方法』(朝日新聞出版)『トラウマが99%消える本』(すばる舎)がある。

 

作品紹介

堂々と逃げる技術

「予約がとれないカリスマ人気カウンセラーが自らの体験を踏まえて築いた超実践的「追い込まれた自分を助ける心の使い方」を紹介!
定価:本体1,400円+税/学研パブリッシング

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