プロの道への第一関門は、桁違いの量。

千田琢哉『たった2分で、自分を磨く。』セレクション

更新日 2020.07.30
公開日 2016.03.21
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 経営コンサルティング会社に就職したから、プロの経営コンサルタントになれるというわけではない。
 広告代理店に就職したから、プロの広告マンになれるというわけではない。

どんな世界にも、
プロとプロじゃない人が存在する。

 プロとしての人生を歩むか、プロじゃない人生を歩むかは自分で決めることだ。
 もしプロとしての人生を歩みたければ、第一関門は圧倒的な量であると知っておくことだ。
 資格試験に合格したり、内定をもらったりすることがプロではない。
 それは単に「扉の前に立ってもいいですよ」という許可をもらったにすぎない。
 扉を開けたところから、プロの道がスタートする。
 最初の壁は、「量をこなせる人材か否か」という基準をクリアすることにある。
 これはジャンルを問わず共通のものだ。

扉の前に立った者の中で
プロの道に進める人間は、
どこの世界でも全体の1%だ。

 だから、世の中は“自称プロ”で溢れ返っている。
 プロの基準はこうだ。
 10の課題を与えられたら、100の課題をやっていく。
 100の課題を与えられたら、1000の課題をやっていく。
 与えられた課題の数に、自分で0を1つ書き加えるのがプロのスタンダードだ。
「じっくり考えます」などのセリフは、一流のプロになって口にすればいい。
 まずは桁違いの量をこなして、一流のプロに存在を認められることだ。

 

千田 琢哉 (せんだ たくや)

文筆家。 愛知県犬山市生まれ、岐阜県各務原市育ち。 東北大学教育学部教育学科卒。 日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。 コンサルティング会社では、多くの業種業界における大型プロジェクトのリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。 のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって 得た事実とそこで培った知恵を活かし、 “タブーへの挑戦で、次代を創る”をミッションとして執筆活動を行っている。

■E-mail
info@senda-takuya.com

■ホームページ
http://www.senda-takuya.com/

作品紹介

たった2分で、自分を磨く。
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