頭のキレより、好かれることのほうが大切。

千田琢哉『たった2分で、自信を手に入れる本。』セレクション

更新日 2020.07.31
公開日 2015.04.13
  • Facebook
  • LINE
  • Pinterest

「自分は頭がキレない。きっと出世なんてできないだろう」
 そんな悩みを抱えている人は多い。
 確かに、キレの悪い頭が良くなることは永遠にないかもしれない。
 だが「出世したい」「成功したい」という願いを叶えたいのであれば、話はまったく別だ。

出世や成功は頭のキレで決まるのではなく、
周囲に応援されるか否かで決まるからだ。

 あなたが上司なら、頭は抜群にキレるけれど大嫌いな人間か、頭はそこそこだけど大好きな人間のどちらを出世させたいだろうか。
 ここは一つ、建前ではなく本音で勝負しよう。
 間違いなく、頭はそこそこだけど大好きな人間を出世させるに違いない。
 世の中の多くの人がそうしているのだから、恥ずかしく思うことなど何もない。

 あなたはどちらのタイプだろうか。
 好かれることを軽んじて、頭がキレる人間を目指してはいないだろうか。
 念のため言うが、好かれることと媚びることは、まったく違う。
 媚びることなく、好かれている人は多い。
 きちんと自分から挨拶して、「ありがとう」と「ごめんなさい」がちゃんと言えれば、媚びなくても好かれる。
 一方、頭のキレる人は挨拶・お礼・謝罪が苦手な人が多く、周囲に嫌われてしまうことがある。

 

千田 琢哉 (せんだ たくや)

文筆家。 愛知県犬山市生まれ、岐阜県各務原市育ち。 東北大学教育学部教育学科卒。 日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。 コンサルティング会社では、多くの業種業界における大型プロジェクトのリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。 のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって 得た事実とそこで培った知恵を活かし、 “タブーへの挑戦で、次代を創る”をミッションとして執筆活動を行っている。

■E-mail
info@senda-takuya.com

■ホームページ
http://www.senda-takuya.com/

  • Facebook
  • LINE
  • Pinterest

あわせて読みたい