すべての勉強が向いていなくても、あなたが新しく創ればいい。

千田琢哉『たった2分で、自信を手に入れる本。』セレクション

更新日 2020.07.31
公開日 2015.03.16
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 学生時代にすべての教科で〝オール1〟を獲得しても、まったく気にする必要はない。
 あなたが活躍できる土俵を、自分でこしらえてしまえばいいだけの話だ。
 これは慰めのために言っているのではなく、社会のありのままの現実を述べているのだ。
 エジソンが偉大な発明家になれたのは、レールの上を粗相なく歩いた結果ではない。
 小学校中退でレールを踏み外し、独学で好きなことに、常軌を逸するほど没頭し続けた。
 既存のレールから脇道に逸れて、自分で新しいコースを創った結果なのだ。
 自分が好き放題やっても成果を出しやすいように、新しいコースを創ったのだ。
 もちろん自分で新しいコースを創るには、「前例がない」というリスクが伴う。
 だが、既存のレールを粗相なく歩むことにもリスクは伴う。
 死に際に「もし自分で新しいコースを創っていたら、どうなっていただろう」と悔やむリスクだ。

 どのように生きるにしても、必ず何らかのリスクは伴うものだ。

 否、正確には最終的にはどこかで自分独自のコースを創らなければ、幸せにはなれないようにできているのだ。
 すべての既存の学問が向いていないという人は、選ばれた人間なのだ。
 なぜなら、自分がこれから活躍できる場を創らざるを得ないのだから。

 

千田 琢哉 (せんだ たくや)

文筆家。 愛知県犬山市生まれ、岐阜県各務原市育ち。 東北大学教育学部教育学科卒。 日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。 コンサルティング会社では、多くの業種業界における大型プロジェクトのリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。 のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって 得た事実とそこで培った知恵を活かし、 “タブーへの挑戦で、次代を創る”をミッションとして執筆活動を行っている。

■E-mail
info@senda-takuya.com

■ホームページ
http://www.senda-takuya.com/

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