「少し足りない」が、ぜいたく。

中谷彰宏『片づけられる人は、うまくいく。』セレクション

更新日 2020.08.06
公開日 2015.01.22
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 片づけられない人は、少し余るのがぜいたくだと思い込んでいます。
 本当の豊かさは、「少し足りない」です。
 食事で言うと、「もうちょっと食べたい」が一番ぜいたくです。
 満腹で喜んでいる人は、肥満一直線です。
 懐石料理は、「こんな大きいお皿にちょこっとしか入っていない。高い」「食べた気がしない」と言います。
「もうひと口食べたいな」というところが、一番おいしい瞬間です。
 満腹のあとは、胸焼けが起こります。
 片づけられる人は、豊かさの基準で「少し足りない」を目指します。

 片づけられない人は、「少し余る」という基準を目指します。
 これで、片づけられない人は、太るのです。

「もうひと口食べたいな」というところでとめるのが、おいしさのピークです。

 講演の感想でベストなのは、「もう少し聞きたかった」です。
「大変満足しました」「満腹です」という感想は、「長いよ」ということです。
 家の中のモノも同じです。
「少し足りない」となっても、生活に不具合が生まれないのが現代の生活です。
「あれがないね」となっても、すぐ買いに行けたり、すぐ届いたりします。
「余るぜいたく」を卒業することです。

「余るぜいたく」は、地方の100年前の豊かさなのです。

 

中谷 彰宏 (なかたに あきひろ)

1959年、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。84年、博報堂に入社。CMプランナーとして、テレビ、ラジオCMの企画、演出をする。91年、独立し、株式会社中谷彰宏事務所を設立。ビジネス書から恋愛エッセイ、小説まで、多岐にわたるジャンルで、数多くのロングセラー、ベストセラーを送り出す。「中谷塾」を主宰し、全国で講演・ワークショップ活動を行っている。

■中谷彰宏公式ホームページ
http://an-web.com/

作品紹介

片づけられる人は、うまくいく。
人生を変える「捨てる」習慣65

片づけられる人は、仕事でも、恋愛でも、チャンスをつかむ。「捨てる」ことで、人生が変わる65の方法を紹介する。
定価:本体1,300円+税/学研プラス

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