相談は、「どうしましょう」ではなく、「こうしていいですか」。

中谷彰宏『かわいがられる人は、うまくいく。』セレクション

更新日 2020.07.20
公開日 2014.11.27
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 トラブルが起こって「こういうことが起こりました。どうしましょう」と言ってくる人には、仕事が頼みにくくなります。
 仕事を任せたくなる人は、トラブルが起こると「こうしようと思いますが、それでいいですか」と言います。
「どうしましょう」ではなくて、「こうしようと思う」と言う人に仕事を頼みたくなるのです。
「どうしましょう」と言っている人に次の仕事はまわってきません。
 自分で考えないからです。

「どうしましょう」と言う人は、決して悪い人ではないのです。
 一生懸命で、まじめで、自分で決めてはいけないこともわかっています。
 その裏で「全然仕事を任せてくれない」と言っているのです。
「どうしましょう」と言いながら、「任せてくれない」はおかしいです。
「どうしましょう」と言う人には任せられないのです。
「こうしていいですか」という人は、解決案を持ってくるから、任せて大丈夫なのです。

 

中谷 彰宏 (なかたに あきひろ)

1959年、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。84年、博報堂に入社。CMプランナーとして、テレビ、ラジオCMの企画、演出をする。91年、独立し、株式会社中谷彰宏事務所を設立。ビジネス書から恋愛エッセイ、小説まで、多岐にわたるジャンルで、数多くのロングセラー、ベストセラーを送り出す。「中谷塾」を主宰し、全国で講演・ワークショップ活動を行っている。

■中谷彰宏公式ホームページ
http://an-web.com/

作品紹介

かわいがられる人は、 うまくいく。
エコヒイキされる68の方法

「かわいがられる人」は、仕事でも、恋愛でも、チャンスをつかむ。「かわいがられる人」になるための、コツを紹介する。
定価:本体1300円+税/学研プラス

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