合い言葉は「ユカイ!」

佐藤 伝『人に好かれる35の魔法』セレクション

更新日 2020.07.27
公開日 2015.01.20
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 私たちの人生を最悪なものにするいちばんの原因は、「被害者意識」です。
 被害者意識に支配されれば、その人はいつも「被害者」なのですから、幸せなはずがありません。
 被害者意識が先行する人は、たとえば、レストランでオーダーミスがあったとき、すごく怒ります。
「オレが頼んだのはペペロンチーノだよ。何やってんだよ!」
 そして、つくり直しを命じ、その時間がムダになることにイライラし通し。
 せっかく運ばれてきたペペロンチーノを「チッ!」と舌打ちしながら搔き込んで、不愉快きわまりない顔で店を出ていきます。
 自分は、レストランにひどい目に遭わされた被害者なのです。
 こういう人は、電車が遅れたときも、目を三角にして怒ります。
「いったい、いつになったら動くんだよ!」
「適当な放送ばかり流してないで、確実なことを言えよ」
 よくよく考えてみれば、鉄道会社も被害者であるケースが多いのに、とにかく電車が遅れて待たされている自分こそが最大の被害者だと思ってしまうのです。

 一方で、被害者意識から自由になっている人は、そんなことでいちいちイライラしません。
 「そうか。じゃあ、ペペロンチーノじゃなくて、ボンゴレもいいかもね」
「この時間にメールチェックしちゃおう。ちょうどいいや」
 同じ状況なら、むしろそれを楽しんでしまったほうがいいと考えることができます。

「被害者意識を持つな」と言われても、難しいですか?
 大丈夫です! 「言葉の力」を借りればいいのです。
 自分の意に沿わないことが起きたときに、被害者意識を持たないで、ニコニコ楽しんでいられるための魔法のパスワードは「ユカイ」

「あれれ、違うモノが来たよ、こりゃユカイだね」
「おっ、なんだかユカイなことが起きたぞ」
 イラッとしそうになったら、無理矢理でもいいから、「ユカイ」とつぶやいてください。「言葉の力」は本当に大きくて、それだけで確実にユカイになっていきます。

 え? 信じられない? では、これでどうでしょう。
「可愛いピンクの子ブタちゃんを、想像しないでください!」
 はい、どうでした? 想像しないでと言ったのに、あなたの頭の中には可愛いピンクの子ブタちゃんが現れてしまったでしょう?
「ユカイ」と口にしながら、ユカイに過ごさないようにすることは不可能なのです!

 

佐藤 伝 (さとう でん)

【習慣の専門家】行動習慣マイスター 1958年生まれ。福島県出身。明治大学卒。
都心にて創造学習研究所を30年間にわたって主宰。
NHK テレビ「おはよう日本」や雑誌「日経ビジネス アソシエ」でも、習慣のエキスパートとして紹介される。
氏の一貫したテーマは「習慣」であり、「習慣」に関する著作は、国内外で累計100 万部を突破している。 上場企業や教育機関での「行動習慣」についての講演は、わかりやすく具体的で、すぐ実践できるとその即効性が大好評。 問題解決9マス・ノートは、海外のメディアにも取り上げられ、ウィーン講演に続き、ニューヨーク・ミラノでも講演依頼が入るなど、その活躍のステージを広げている。 「なんとなくイイ気分」で生きることが最も大事と、独自の理論を展開。 そのスピリットを世界に伝えるため、自宅で学べる「行動習慣ナビゲーター認定講座(Dream Navigator?)」をスタートさせ、超・人気講座となっている。 親しみやすく謙虚な人柄から、「習慣といえば、伝ちゃん先生」と幅広い年齢層に慕われている。 国際ナイン・マトリックス協会会長

■佐藤 伝・公式サイト

http://satohden.com
■行動習慣ナビゲーター認定講座・公式サイト

http://kodoshukan.jp

 

作品紹介

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