「失敗談」を語る

佐藤 伝『人に好かれる35の魔法』セレクション

更新日 2020.07.27
公開日 2014.12.06
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 今「ブランディング」という言葉が大流行しています。「いかに自分をブランディングできるかが、他者をリードする決め手です」なんていうアドバイスも、あちこちで行われています。

 そもそも、「ブランド」とは、人々を引きつける「引力」のことです。
 正しいブランディングができている人は、本来の自分の魅力がより高められ、それが磁力のようになり、周りの人をどんどん引きつけることができます。
 しかし、本当の自分と違うラベルをペタペタ貼った人は、外見は豪華でも、空っぽ人間。磁力がないから人もくっつかないし、ラベルもいずれはがれ落ちてしまいます。

 真のブランディングとは、カッコつけることでも、見栄を張ることでも、背伸びをすることでもありません。
 「自然体」のあなたを堂々と見せることです。
 素の自分自身を素直にそのまま見せることは、とても魅力的な行為なのです。
「自然体のあなたはイヤです」と言われたら、最初からそんな人、お引き取り願えばいいではありませんか。

 自然体の「ブランディング」を行うためにオススメなのが、「失敗談」を話すこと。
 失敗経験の中には、「最もあなたらしいあなたの姿」があります。
「失敗談なんか話したら、自分のブランドイメージが下がるのでは?」
 なんていう心配は無用。
 ブランディングというと、「私はこんなにすごいんです!」と、ややもすると自慢話のオンパレードになりがちですが、自慢する人は嫌われるという法則があります。
「こんな失敗をしちゃったんです。でも、その失敗をいかして、今こんなふうに成長しました!」
 失敗談をきっかけにして、ナチュラルに自分をアピールできる人のほうが、むしろ魅力的で、好かれるのです。
 このとき、失敗談を失敗談のまま語るのではなく、それを踏み台にして、今こんなふうによくなったという「成功談」につなげるように話すのがポイントです!

 ブランディングとは、どこからか持ってきた借り物の話ではなく、「自分のストーリー」を語れること。
 失敗をしているということは、失敗をするようなチャレンジをしているということです。
 事なかれ主義に陥らず、大いにチャレンジして失敗し、その失敗から逃げずに向き合い、経験を自らの血肉にすることが大事なのです。
「失敗談」=「自分のストーリー」を語れる人になりましょう。

 

佐藤 伝 (さとう でん)

【習慣の専門家】行動習慣マイスター 1958年生まれ。福島県出身。明治大学卒。
都心にて創造学習研究所を30年間にわたって主宰。
NHK テレビ「おはよう日本」や雑誌「日経ビジネス アソシエ」でも、習慣のエキスパートとして紹介される。
氏の一貫したテーマは「習慣」であり、「習慣」に関する著作は、国内外で累計100 万部を突破している。 上場企業や教育機関での「行動習慣」についての講演は、わかりやすく具体的で、すぐ実践できるとその即効性が大好評。 問題解決9マス・ノートは、海外のメディアにも取り上げられ、ウィーン講演に続き、ニューヨーク・ミラノでも講演依頼が入るなど、その活躍のステージを広げている。 「なんとなくイイ気分」で生きることが最も大事と、独自の理論を展開。 そのスピリットを世界に伝えるため、自宅で学べる「行動習慣ナビゲーター認定講座(Dream Navigator?)」をスタートさせ、超・人気講座となっている。 親しみやすく謙虚な人柄から、「習慣といえば、伝ちゃん先生」と幅広い年齢層に慕われている。 国際ナイン・マトリックス協会会長

■佐藤 伝・公式サイト

http://satohden.com
■行動習慣ナビゲーター認定講座・公式サイト

http://kodoshukan.jp

 

作品紹介

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