きっかけは、すべて自作自演でいい。

千田琢哉『たった2分で、夢を叶える本。』セレクション

更新日 2020.07.30
公開日 2014.11.04
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「私も成功したいのですが、きっかけが掴(つか) めません」
「きっかけさえあれば、私も成功できるのに……」
 そう思っている人は多い。
 否、ひょっとしたら、夢を叶えられない人や成功していない人は、全員そう思っているかもしれない。
 あなたも夢を叶えたいのなら、ぜひ次の事実を知っておいてもらいたい。

 きっかけなんて、自分でつくるものだ。

 きっかけを待っている人がいるが、その人は待っているだけで人生が終わる。
 笑いごとではなく、きっかけを待ったまま人生を終わる人が大半だ。
「きっかけさえあれば、独立するのに……」
「きっかけさえあれば、告白するのに……」
 それはきっかけがないのではなく、単に勇気がないだけだ。
 独立のきっかけをでっち上げるため、「クビの原因」を自作自演すればいい。
 我慢などいっさいしないで、堂々と自己主張し続けて軋轢を生めばいい。
 告白のきっかけをでっち上げるため、トラブルを自作自演すればいい。
 出合い頭にわざとぶつかって、一緒に書類を拾えば話のきっかけをつくれる。
 漫画や映画の世界だけではなく、現実社会でこそこうした自作自演は頻繁に行われている。
 ただ、成功者たちは誰も口にしないだけの話だ。

 ハッキリしていることは、人生は一度きりだということだ。

 

千田 琢哉 (せんだ たくや)

文筆家。 愛知県犬山市生まれ、岐阜県各務原市育ち。 東北大学教育学部教育学科卒。 日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。 コンサルティング会社では、多くの業種業界における大型プロジェクトのリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。 のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって 得た事実とそこで培った知恵を活かし、 “タブーへの挑戦で、次代を創る”をミッションとして執筆活動を行っている。

■E-mail
info@senda-takuya.com

■ホームページ
http://www.senda-takuya.com/

作品紹介

たった2分で、夢を叶える本。
君の野心を成功に導く63の言葉のコンパス

自分を主語にして、夢を語り、夢を叶えよう。夢は語るより、叶えるほうがずっと面白い! 20代のカリスマ・千田琢哉の成功法則!
定価:本体1,200円+税/学研プラス

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