優秀な人が「3人」揃えば、世界を変えられる

西谷泰人『幸せグセがつく 黄金のルール』セレクション

更新日 2020.07.29
公開日 2016.08.09
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 サッカーの元日本代表選手で現在は解説者の金田喜稔(かねだのぶとし)さんと、イギリスに旅行したことがあります。その旅の途中で、「サッカーでは、優秀な選手が何人いれば、試合を支配できますか?」とたずねたことがありました。
 金田さんは、「3人ですね。3人いれば、支配できます」とおっしゃいます。
「2人じゃダメですか?」と聞くと、「やはり3人です。2人では足りない。3人いれば、試合の流れをつくれるんです」とのお答えでした。

 ものごとの基本は、3人です。
 生け花の基本も、「真(しん)・副(そえ)・控(ひかえ)」と呼ばれる長さの異なる3本の枝を生けることです。
 池坊(いけのぼう)流は「真・副・体(たい)」、小原(おはら)流は「主枝(しゅし)・副枝(ふくし) ・客枝(きゃくし)」、草月(そうげつ)流は「真・副・控」など、流派によって呼び方は違いますが、3本を中心に、調和の取れた美しい姿を追求するという点では変わりません。
 これを組織に当てはめると、チームワークに秀でた強力陣営です。発展している企業やお店などの組織は、優秀な人が3人、自然に揃っているはずです。

 2人じゃ足りない。1人ではムリ。
 サッカーの場合も、3人うまい選手が揃うことが、結果をつくります。
 写真を撮る時にカメラを載せる三脚も、脚が3本あるから安定します。
 物が三脚で初めて立つことができるように、3人いれば支えられるし、成り立つということです。
 先日食事にうかがった老舗料亭も、社長が「真」、女将である奥さまが「副」、そしてお嬢さんが「控」としていらっしゃって、とても発展していました。

 

西谷 泰人 (にしたに やすと)

手相家・夢判断研究家・ライフコンサルタント。 アメリカABCラジオのレギュラー番組「ニシタニショー」で数多くの有名人を鑑定、話題に。1988年、CNNテレビで日本を代表する手相家として紹介され、著書は25か国以上で翻訳されている。これまで鑑定した人々は、優に7万人を超える。
方位学、夢判断の研究にも造詣が深く、研究生活は30年以上になる。毎日全国・海外から送られてくる膨大な夢の体験談・資料の中から抜粋し、今回本書で公開している。
2004年帰国後は横浜に鑑定オフィスをオープン。『的中手相術』『暮らしに活かす夢判断』(以上創文)『吉報旅行 改訂版』(マガジンハウス)『夢をかなえる手相の本』『幸せグセがつく きらめきのルール』『願いをかなえる夢の見かた』『幸せグセがつく 黄金のルール』(以上学研プラス)など著書多数。
「笑っていいとも!」のレギュラー出演ほか、テレビ出演は200回を超す。WEBサイトでは「吉方位早楽地図上検索システム」を監修・運営のほか、占いの店「開運パビリオン」(東京/代々木)を運営。
■ホームページ 「西谷泰人のSUPER手相鑑定」 http://www.nishitani-newyork.com/
■連絡先 創文:045-805-5077 (10〜18時、日・祭日除く)

 

作品紹介

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