「不運の気」は話して抜く

西谷泰人『幸せグセがつく きらめきのルール』セレクション

更新日 2020.07.29
公開日 2014.11.26
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 話せば離れるのであれば、自分にとって不都合なこと、例えば、悩み、愚痴、不安、恐怖、不平、不満、焦りといった不運の気は、どんどん話して抜いてしまえばスッキリします。幸せの気は金色の玉でしたが、不運の気は黒いスモッグとなって口から出て行きます。すると、不運のスモッグは部屋に充満します。
 話を聞いている人が、その不運の気に触れても、きれいに打ち消して、きれいな空気にできる人なら、不運な話を聞くことによる悪い影響は受けなくて済みます。ですが、人によって、またはそのときのコンディションによって、不運な話を聞くことで頭が痛くんだりすることがあります。
 私は、鑑定の予定が入っている人が発散する気を、実際に会って話を聞く前から受けて、精神的にも肉体的にも、具合が悪くなることがよくあります。予定の前日の夜8時ぐらいから何となくイライラするなと思っていたら、翌日、トラブルの渦中にあってものすごく怒っている方が鑑定にいらっしゃったり、頭がズキズキするなと思ったら、お客様が頭痛持ちであったり……。
 鑑定が終われば、私の症状もすっきり解消するから不思議です。
 悪いことは人に話すといい、とばかりに思いっきり話して(離して)、今度は相手を不幸にしてしまってはいけません。あなたの悪い話を聞いても大丈夫な人に話す、というように気を付けましょう。

 

西谷 泰人 (にしたに やすと)

手相家・夢判断研究家・ライフコンサルタント。 アメリカABCラジオのレギュラー番組「ニシタニショー」で数多くの有名人を鑑定、話題に。1988年、CNNテレビで日本を代表する手相家として紹介され、著書は25か国以上で翻訳されている。これまで鑑定した人々は、優に7万人を超える。
方位学、夢判断の研究にも造詣が深く、研究生活は30年以上になる。毎日全国・海外から送られてくる膨大な夢の体験談・資料の中から抜粋し、今回本書で公開している。
2004年帰国後は横浜に鑑定オフィスをオープン。『的中手相術』『暮らしに活かす夢判断』(以上創文)『吉報旅行 改訂版』(マガジンハウス)『夢をかなえる手相の本』『幸せグセがつく きらめきのルール』『願いをかなえる夢の見かた』『幸せグセがつく 黄金のルール』(以上学研プラス)など著書多数。
「笑っていいとも!」のレギュラー出演ほか、テレビ出演は200回を超す。WEBサイトでは「吉方位早楽地図上検索システム」を監修・運営のほか、占いの店「開運パビリオン」(東京/代々木)を運営。
■ホームページ 「西谷泰人のSUPER手相鑑定」 http://www.nishitani-newyork.com/
■連絡先 創文:045-805-5077 (10〜18時、日・祭日除く)

 

作品紹介

幸せグセがつく きらめきのルール

7万人以上の手相鑑定を通じてわかった、確実にチャンスをつかみ幸せになる人、運がいい人の考え方、習慣の“クセ”大公開!
定価:本体1,400円+税/学研プラス

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