アマは一銭にもならないし、永遠にそのスキルにおいては誰からも尊敬されることはない。
プロはお金になるし、そのスキルにおいては多くの人に尊敬され続ける人生だ。
では、アマとプロのレベルはどのくらい違うのだろうか。
スポーツを例に挙げると、
アマの絶好調レベルのスコアを、
プロは絶不調レベルで叩き出す。
ボウリングやゴルフをイメージすればわかりやすいだろう。
これが作家の世界だとこうなる。
アマがコンクールに応募するために書き上げた渾身の一作を、プロは無料ブログで淡々と綴っている。
さて、あなたはアマを目指すかプロを目指すかどちらだろう。
プロを目指すのであれば、アマの絶好調レベルではお話にならないと知ることからがスタートラインだ。
アマのレベルで群がって騒いでいる場合ではない。
アマの延長線上に、
プロはないのだ。
プロは最初から志がプロだから、アマの志の連中とは群がることはない。
○○サークルや○○同好会といった素人の集まりには最初から目もくれないで、ひたすらプロの世界だけを見て1人黙々と実力を蓄える。
仮に仲間がいたとしても、同じプロを目指している人間は1人いれば十分だ。
アマの集まりでチヤホヤされているようでは、相当マズイと思っていい。
千田 琢哉 (せんだ たくや)
株文筆家。 愛知県犬山市生まれ、岐阜県各務原市育ち。 東北大学教育学部教育学科卒。 日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。 コンサルティング会社では、多くの業種業界における大型プロジェクトのリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。 のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって 得た事実とそこで培った知恵を活かし、 “タブーへの挑戦で、次代を創る”をミッションとして執筆活動を行っている。
■E-mail
info@senda-takuya.com
■ホームページ
http://www.senda-takuya.com/
作品紹介
たった2分で、自分を磨く。
君の成長を加速させる63の言葉のアクセル
才能とは何か? 努力とは何か? 知性とは何か? プロ意識とは何か? カリスマ・千田琢哉が成長し続ける20代に贈る63の至言。
定価:本体1,200円+税/学研プラス
バックナンバー
- 課されたノルマは、 自分で勝手に上方修正する。
- 好きなことをやっていると、 人格が磨かれる。
- たとえ誤解をされても、 言い訳は1回まで。
- 人格者は、ハッキリとNOが言える。
- プロの道への第一関門は、 桁違いの量。
- ひと癖ある先輩に褒められたことを、 思い出してみる。
- がんばりすぎたら、 才能は育たない。
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