アマの絶好調とプロの絶不調は、 同じスコア。

千田琢哉『たった2分で、自分を磨く。』セレクション

更新日 2020.07.30
公開日 2016.03.28
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 アマは一銭にもならないし、永遠にそのスキルにおいては誰からも尊敬されることはない。

 プロはお金になるし、そのスキルにおいては多くの人に尊敬され続ける人生だ。
 では、アマとプロのレベルはどのくらい違うのだろうか。

 スポーツを例に挙げると、

アマの絶好調レベルのスコアを、
プロは絶不調レベルで叩き出す。

 ボウリングやゴルフをイメージすればわかりやすいだろう。

 これが作家の世界だとこうなる。
 アマがコンクールに応募するために書き上げた渾身の一作を、プロは無料ブログで淡々と綴っている。
 さて、あなたはアマを目指すかプロを目指すかどちらだろう。
 プロを目指すのであれば、アマの絶好調レベルではお話にならないと知ることからがスタートラインだ。

 アマのレベルで群がって騒いでいる場合ではない。

アマの延長線上に、
プロはないのだ。

 プロは最初から志がプロだから、アマの志の連中とは群がることはない。

 ○○サークルや○○同好会といった素人の集まりには最初から目もくれないで、ひたすらプロの世界だけを見て1人黙々と実力を蓄える。
 仮に仲間がいたとしても、同じプロを目指している人間は1人いれば十分だ。

 アマの集まりでチヤホヤされているようでは、相当マズイと思っていい。

 

千田 琢哉 (せんだ たくや)

株文筆家。 愛知県犬山市生まれ、岐阜県各務原市育ち。 東北大学教育学部教育学科卒。 日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。 コンサルティング会社では、多くの業種業界における大型プロジェクトのリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。 のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって 得た事実とそこで培った知恵を活かし、 “タブーへの挑戦で、次代を創る”をミッションとして執筆活動を行っている。

■E-mail
info@senda-takuya.com

■ホームページ
http://www.senda-takuya.com/

作品紹介

たった2分で、自分を磨く。
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