鏡の前に立ったら、自分をほめてみる

松原照子『心を整えて幸せを呼ぶ64の方法』セレクション

更新日 2020.07.21
公開日 2015.09.10
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 私は毎朝、鏡の前で身支度を終えたとき、こんな会話をしています。
「世界でいちばん美しいのはだれ?」
「照子さん!」
 すると、自然に笑顔がこぼれてきます。どうぞ皆様もお試しください。男性の方なら、「美しい」を「男前」とか「かっこいい」に変えてみてはいかがでしょう。
 自分で自分をほめるなんて、恥ずかしいと思われますか?
 でもね。神様が、鏡を見るという習慣を人間に与えてくださったのは、自分を愛でるためではないかと思うのです。その証拠に、自分で自分をほめると、てきめんに心が元気になりますよ。
 自分でほめるより、人様からほめてもらいたい? そういう気持ちも、わからなくはありません。
 けれど、人様からほめられることって、それほど多くはないものです。いい成績を取ったり、何かで賞を取ったりしたときはほめてもらえるかもしれませんが、そのときかぎりのほめ言葉です。しかも、年を取れば取るほど、ほめられるよりほめる側にまわりますから、どんどんチャンスが減っていきます。
 そこへいくと、自分で自分を愛でてほめるのは、いつでもどこでも可能です。
 それにね。人が本当に求めているほめ言葉は、人様からもらうものではなく、自分自身からもらうものなのですよ。だから、自分で自分をほめることは、皆様が思う以上に、とても、とても大切なことです。
 たとえば、仕事をしっかりやりとげたとき。自分との約束を守ったとき。笑顔で一日を過ごせたとき。「かっこいい」「よくやった」「とても素敵」と、ご自分を心からほめてあげましょう。だんだんと心が温まっていくのがわかります。

 

松原 照子 (まつばら てるこ)

1946年10月15日、兵庫県神戸市生まれ。経営コンサルタント、ライフアドバイザー、世の中の動きを見る「世見者」。自身のブログ「幸福への近道」で、東日本大震災の被災エリアを当てたことが話題となる。著書に『幸福への近道』(主婦と生活社)、『幸せを導く未来の暦』(宝島社)、『あなたの心が奇跡を起こす』(PHP研究所)、『「不思議な世界の方々」から教わった予知能力を高める法』(東邦出版)などがある。

ブログ「幸福への近道」

 

作品紹介

心を整えて幸せを呼ぶ64の方法
不思議な世界の方々から教わった未来を感じとる知恵

311の東日本大震災を予言し、一躍注目を浴びた霊能者、松原照子が不思議な霊的世界の方々から教わったスピリチュアル開運法を公開。簡単な呪文と習慣で、だれもが幸運を手にできる秘法はもちろん、超感覚的な「感」を磨く実践術をやさしく教えてくれる。

定価:1,300円+税/学研プラス

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