「今日寝て」明日起きる

佐藤伝『魔法の習慣』セレクション

更新日 2020.07.27
公開日 2014.08.19
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「明日も楽しみだなあ」
 こんな気持ちで眠りにつけたら最高ですね。

 でも、こう考えることのできる権利がある人って、結構少ないんですよ。だって、夜12時すぎに寝るようなら、起きたあとも「今日」なのですから。

 言葉尻を捉えているわけでなくて、これは非常に重要なポイント。
 同じ6時間眠るのでも、夜11時に寝て5時に起きるのと、夜1時に寝て7時に起きるのでは、目覚めがまったく違います。

 夜12時前に寝れば、眠りのゴールデンタイムと呼ばれる、成長ホルモンがたくさん分泌される時間帯(午後11時〜午前3時)に熟睡できます。だから、実際に体力や肌の状態など、健康面の回復がすこぶる早いのは当たり前。
 さらに大きいのは、気分の問題。その日のうちに寝て翌日に起きるのと、翌日になってから寝るのでは、「リセット感」が比べものになりません。

「11時58分でもいいですか?」
 いいですとも!
「12時3分ではダメですか?」
 ダメです!
 深夜に放映される外国のテレビドラマもたまにはチェックしたい私ですが、その日のうちに寝るために、もっぱら録画してさっさと寝てしまいます。

 自分の就寝時間は、他人に左右されずに、自分でスパッと決めましょう。

 

佐藤 伝 (さとう でん)

【習慣の専門家】行動習慣マイスター 1958年生まれ。福島県出身。明治大学卒。
都心にて創造学習研究所を30年間にわたって主宰。
NHK テレビ「おはよう日本」や雑誌「日経ビジネス アソシエ」でも、習慣のエキスパートとして紹介される。
氏の一貫したテーマは「習慣」であり、「習慣」に関する著作は、国内外で累計100 万部を突破している。 上場企業や教育機関での「行動習慣」についての講演は、わかりやすく具体的で、すぐ実践できるとその即効性が大好評。 問題解決9マス・ノートは、海外のメディアにも取り上げられ、ウィーン講演に続き、ニューヨーク・ミラノでも講演依頼が入るなど、その活躍のステージを広げている。 「なんとなくイイ気分」で生きることが最も大事と、独自の理論を展開。 そのスピリットを世界に伝えるため、自宅で学べる「行動習慣ナビゲーター認定講座(Dream Navigator?)」をスタートさせ、超・人気講座となっている。 親しみやすく謙虚な人柄から、「習慣といえば、伝ちゃん先生」と幅広い年齢層に慕われている。 国際ナイン・マトリックス協会会長

■佐藤 伝・公式サイト

http://satohden.com
■行動習慣ナビゲーター認定講座・公式サイト

http://kodoshukan.jp
■ひとりビジネス応援塾
https://satohden.com/juku/

 

作品紹介

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