「フルネーム」で自己紹介する

佐藤伝『魔法の習慣』セレクション

更新日 2020.07.27
公開日 2014.08.01
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「はじめまして、佐藤です!」

 こう自己紹介する権利を持つ人、赤ちゃんまで入れたら日本に200万人近くいます(日本の苗字1位サトウ、2位スズキ……)。

「はじめまして、佐藤伝です!」

 たった1文字増えただけなのに、一気に人数がしぼられました。

 自己紹介するときは、必ず「フルネーム」で名乗りましょう。フルネームで自分を呼ぶと、「自信」がついてきます。自信がつくと、イキイキしたオーラがみなぎってくるので、人にインパクトを与えることができます。

「姓名」と「生命」、「氏名」と「使命」、これらはたまたま同音になったわけではないのです。名前は、まさに生命エネルギーの象徴。姓だけでは、自分という人間の半分も印象づけることができません。

「でんは、伝えるという字を書きます」

 さらに、こんなひと言を加えてみると、それだけで話題が広がります。

「へえ、ご両親はどんな願いを込められたのでしょうね?」

 あなたの名前についての会話が展開されていくのですから、相手の記憶には、もうばっちりと、あなたという存在がインプットされます。

 自己紹介だけでなく、レストランの予約時も、銀行の窓口でも、知り合いに電話をかけるときも、いつでも名前はフルネームで名乗る。こんな習慣が、あなたを人の記憶に残りやすい、ご縁豊かな人に変身させてくれます。

 

佐藤 伝 (さとう でん)

【習慣の専門家】行動習慣マイスター 1958年生まれ。福島県出身。明治大学卒。
都心にて創造学習研究所を30年間にわたって主宰。
NHK テレビ「おはよう日本」や雑誌「日経ビジネス アソシエ」でも、習慣のエキスパートとして紹介される。
氏の一貫したテーマは「習慣」であり、「習慣」に関する著作は、国内外で累計100 万部を突破している。 上場企業や教育機関での「行動習慣」についての講演は、わかりやすく具体的で、すぐ実践できるとその即効性が大好評。 問題解決9マス・ノートは、海外のメディアにも取り上げられ、ウィーン講演に続き、ニューヨーク・ミラノでも講演依頼が入るなど、その活躍のステージを広げている。 「なんとなくイイ気分」で生きることが最も大事と、独自の理論を展開。 そのスピリットを世界に伝えるため、自宅で学べる「行動習慣ナビゲーター認定講座(Dream Navigator?)」をスタートさせ、超・人気講座となっている。 親しみやすく謙虚な人柄から、「習慣といえば、伝ちゃん先生」と幅広い年齢層に慕われている。 国際ナイン・マトリックス協会会長

■佐藤 伝・公式サイト

http://satohden.com
■行動習慣ナビゲーター認定講座・公式サイト

http://kodoshukan.jp
■ひとりビジネス応援塾
https://satohden.com/juku/

 

作品紹介

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