【未来屋書店 40周年記念】「未来の科学アイデアコンテスト」入賞作品発表!

「学研の科学」

更新日 2025.10.14
公開日 2025.09.30
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 2025年7月~8月に開催した、「【未来屋書店 40周年記念】「未来の科学アイデアコンテスト」に応募くださったみなさま、誠にありがとうございました!
 見事、入賞された方の発表をさせていただきます。

未来の科学アイデアコンテスト 入賞作品

①未来の 乗り物 部門

★Gakken賞

ニックネーム:レミレミ
作品名:グリホォンロボットで空の旅

アイデアの大きさ:体長は2m、体高は1m20cm、羽は1m50cm、しっぽは90

アイデアの説明文:空想の生き物をモチーフにしたロボットです。ペットのようになついて空の散歩も楽々にできます。また災害時は力強い脚と羽で高いビルに取り残された人を、がれきをかき分けて救出してくれます。

編集部コメント

未来をのぞき見ているような、素敵なアイデアイラストです。乗り物のサイズを、羽やしっぽの長さまで具体的に書いてくれました。災害時に役立つアイデアも面白いです。未来の乗り物はペットと区別がつかないほど、個性的で温かい存在になっているかもしれませんね。


★未来屋書店賞

ニックネーム:大和さん
作品名:グーリーンカー

アイデアの大きさ:ボタンをおして大きくなったり小さくなったりする。かんたんにいどうさせることができる。赤いボタンは大きくなる。青いボタンさ小さくなる。

アイデアの説明文:
①車にある葉っぱは、雨などで伸びて地球上の空気をよくする
マフラーからはいきガスではなくいろいろなたねがでてきて、道路にまく
ねんりょうは、料理で使った油をつかう
車の下に掃除機がついていて、道路のゴミをすってくれる
ゴミを粉々にして再生させる

未来屋書店コメント

“乗れば乗るほど環境にやさしくなる車”という逆転の発想がとても魅力的でした。日常的な乗り物と環境問題とを結びつけて考えた視点がすばらしく、近い未来に本当に実現しそうだと思わせてくれる作品です。多くの人に役立つ、未来の新しい乗り物として期待がふくらみます。


【総評コメント】

未来の乗り物部門は、空飛ぶ乗り物やどこにでも行ける乗り物などのアイデアが多く集まりました。環境に配慮した乗り物や、3Dプリンターで成型されたデザインなどが印象的でした。

 

②未来の 宇宙開発 部門

★Gakken賞

ニックネーム:Mizuki
作品名:スペースデブリクリーナー&リソースメイカー

アイデアの大きさ: 最初は月でお試し設置なので150メートル位。日本で最も長いレールを作る会社の工場の設備がそれくらいなので参考にしました。安定したエネルギーなどが用意出来て月面以外でも出来るならもっ

アイデアの説明文:スペースデブリを集めて長い溶鉱炉で溶かして液体金属にし、再利用する。
金属はそれぞれ溶ける温度が違うので、2300470010001500.それ以上の温度帯の溶鉱炉をコンベア式の誘導路がスペースデブリを通過させると、溶ける温度が違うのでそれぞれの温度帯で溶けた金属をあつめる。この溶鉱炉は月が太陽光の来る向きにある時に燃焼させ、太陽と反対側にある14日間は溶かした金属を冷却させる。ある程度貯まったらまた必要な部品などを作る原料とする。地球でも地産地消とあるので、宇宙でも宇宙で使うものはできる限り宇宙にあるものでまかなう。

編集部コメント

宇宙ゴミの問題を、太陽の高熱を活かして資源化するという、画期的なアイデアです。「宇宙の問題は宇宙にあるもので解決する」というコメントにも、はっとさせられました。イラストもアイデアをわかりやすく図解しており、素晴らしかったです。未来に実現するといいですね!


★未来屋書店賞

ニックネーム:ひーちゃん
作品名:未来のうちゅう都市

アイデアの大きさ:100000000

アイデアの説明文:星(惑星)の間に基地があって、都市の真ん中に司令塔がある。星と星の間には道路がある。

未来屋書店コメント

一つの惑星だけでなく、“惑星同士をつなぐ”という広い視点のアイディアがとても新鮮で、未来への大きな夢を感じました。避難所の設置など、暮らしの安全にも配慮されていて、宇宙での生活をしっかりと想像している点もすばらしいです。


【総評コメント】

未来の宇宙開発部門はすごく難しいテーマでしたが、宇宙の暮らしを便利にする薬や食べ物のアイデアも素晴らしかったです。

③未来の 生き物 部門

★Gakken賞

ニックネーム: Rihi
作品名:アリのしんか

アイデアの大きさ:1.3

アイデアの説明文:どくばりができた理由は、アリ同士の戦いで「勝つため」に進化したせいです。手ができた理由は、アゴだけでものを運ぶよりもエサを運ぶのに便利だからです(くわしくはかくだいず)。ハネができた理由は、歩くより飛ぶ方が早いからです。あしが増えた理由は、どくばりを上手に使うためです(くわしくはかくだいず)

編集部コメント

身近な生き物であるアリが未来にどう進化しているか、様々な角度で考え、表現したアイデアイラストです。拡大図を使ったり、マンガのようなイラストでどくばりの動きを伝えたり、アイデアを伝える工夫が豊富で素敵でした。まるで未来の生き物図鑑を見ているようです。


★未来書店賞

ニックネーム:さいとうそうさん

作品名:温だん化ペンギン 

アイデアの大きさ:体長50cm

アイデアの説明文:
・空もとべるし泳げる
・「あっついなー」と鳴く
・氷をもとめてさまよう

未来屋書店コメント

親しみやすいイラストや『あっついなー』というユニークな鳴き声に思わずクスっとしてしまいますが、その中に“地球温暖化が生き物の進化に影響を与えるかもしれない”という深いテーマがしっかりと込められており、とても印象に残りました。氷を求めてさまようペンギンの姿は、もしかすると現実になる日が近いかもしれません。


【総評コメント】

未来の生き物部門は、いくつかの好きな生き物の要素が合わさった新生物や、好きな生き物がかっこよく進化した姿など、生き物愛が伝わる作品が多数集まりました。地球温暖化に適応した生き物や人類に役立つ微生物などのアイデアが印象的でした。

応募作品がすべて、デジタル図鑑になります!

参加賞の「デジタル未来図鑑」は10月上旬にメールにてお送り予定です。

 

キャンペーンに関するお問い合わせ

お問い合わせフォーム
※件名を「未来の科学アイデアコンテスト」キャンペーンとして送信してください。

 改めまして、今回はたくさんご応募いただき、誠にありがとうございました!
 皆さんの作品がどれもすばらしく、選考しながらも「40年後の未来がこうなっていると楽しそうだな」とわくわくしました。

 これからも「学研の科学」や「学研の図鑑LIVE」をよろしくお願いいたします!

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