格安航空券の出現で、ヨーロッパでもアフリカでも、ずいぶん気軽に行けるようになりました。それでも、相変わらず不動の人気を誇るハワイ。行ったことがある人で、ハワイを嫌いだと言う人はほとんどいません。私も、ハワイ大好きです。
どんなにイライラしていても、ハワイに行くとフワーッと気分がなごみます。それは、ハワイは土地の持つ「波動(バイブレーション)」がとてもいいからなんです。
土地にしろ、生命体にしろ、物体にしろ、この世の中に存在するありとあらゆるものには、「波動」があります。
たとえば、テーブルに置かれたコップの水は、全然動いているように見えないけれど、絶えず分子同士がぶつかっていて、それによって水独自の波動が生まれています。
同じ水も、氷になれば波動は小さく、沸騰し水蒸気になれば波動は大きくなります。
同様に、人間にも波動があります。
「イライラしている人」の波動は荒く、「ご機嫌な人」の波動はこまやかで優しく落ち着いています。
ここで特筆しておきたいのが、次の2点です。
①波動の似たもの同士が集まる
②その場の波動に似た波動になっていく
「いい波動の場」には、ご機嫌な「いい波動の人」が大勢集まって来ます。だから、さらにいい波動に満ちてきます。たとえ、イライラした「悪い波動の人」が来ても、いい波動に囲まれているうちに、それに伝染して、自然とご機嫌になってしまいます。
逆に、「悪い波動の場」に出向いたり、「悪い波動の人」たちとつきあったりしていると、その悪い波動が伝染してしまいます。
だから波動の悪い場や波動の悪い人には、近寄らないことが大切なのです。
では、波動がいい・悪いは、どうやって見分けたらいいのか?
●「明るい」「軽い」「温かい」感じがしたら、「いい波動」
●「暗い」「重い」「冷たい」感じがしたら、「悪い波動」
単純ですが、このイメージで判断すれば間違いありません。
ハワイはまさに、「明るく、軽く、温かい」でしょ?
逆に、「暗く、重く、冷たい」ものには、「なんかイヤな感じ」がするはず。
こうしたところからは、さっさと離れてしまいましょう。
もちろんその前に、あなた自身も、イライラの悪い波動を出さないことが最重要。
自分がイライラの悪い波動を出していると、同じ波動を持ったイライラ人間がみごとに共鳴して集まり、絶えず、衝突を起こしてしまいます。
まず、自分がイライラから離れ、「ハワイ型人間」になりましょう!
佐藤 伝 (さとう でん)
【習慣の専門家】行動習慣マイスター 1958年生まれ。福島県出身。明治大学卒。
都心にて創造学習研究所を30年間にわたって主宰。
NHK テレビ「おはよう日本」や雑誌「日経ビジネス アソシエ」でも、習慣のエキスパートとして紹介される。
氏の一貫したテーマは「習慣」であり、「習慣」に関する著作は、国内外で累計100 万部を突破している。 上場企業や教育機関での「行動習慣」についての講演は、わかりやすく具体的で、すぐ実践できるとその即効性が大好評。 問題解決9マス・ノートは、海外のメディアにも取り上げられ、ウィーン講演に続き、ニューヨーク・ミラノでも講演依頼が入るなど、その活躍のステージを広げている。 「なんとなくイイ気分」で生きることが最も大事と、独自の理論を展開。 そのスピリットを世界に伝えるため、自宅で学べる「行動習慣ナビゲーター認定講座(Dream Navigator?)」をスタートさせ、超・人気講座となっている。 親しみやすく謙虚な人柄から、「習慣といえば、伝ちゃん先生」と幅広い年齢層に慕われている。 国際ナイン・マトリックス協会会長
■佐藤 伝・公式サイト
http://satohden.com
■行動習慣ナビゲーター認定講座・公式サイト
http://kodoshukan.jp
作品紹介
人に好かれる35の魔法
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