予約開始からSNSで話題となった注目のミステリー小説シリーズLIARの新作『切り裂かれた絵画』がついに発売された。発売を記念していまだベールに包まれた中身を一挙大公開！

　毎年年2回開催されているボードゲームの祭典、「ゲームマーケット」でも専用ブースが登場し、10月には「日本マーダーミステリー作家協会（略称・JMMAA：ジマー）」が発足されるなど、今ますますマーダーミステリーが熱い。
　そんな注目のマーダーミステリーが本になり、話題を集めたのがLIARシリーズだ。
　このたび、その第2弾が早くも登場！

話題沸騰のLIAR『切り裂かれた絵画』、待ちに待ったその全貌を公開!

　LIAR（ライアー）は、自らが主人公となって嘘つき犯人を見つけ出す、ミステリー小説シリーズだ。
　発売早々からゲームファンの間で話題沸騰となった、LIAR第1弾『鐘の鳴る夜は真実を隠す』。今回は待ちに待った新作が登場、ついにその全貌が明らかになる。

◤ ◤ テーマは「謎解き×青春ホラー×マーダーミステリー」！◢ ◢

　今回のお話はホラー。「切り裂かれた絵画」事件のほかに、幽霊騒ぎが勃発する。
　事件の犯人を見つけるとともに、幽霊騒ぎの真相も突き止めてほしい。
　この本の主人公は読者自身、つまりあなたである。カバーと扉に登場する「白の探偵」と呼ばれる講師は、そんな読者を映す鏡のような存在だ。

容疑者が主人公として描かれた8つの物語

　本書は8つの連作短編で構成されている。最初のエピソードは白の探偵・講師が主人公。その後続くエピソードの主人公は容疑者である7人だ。この容疑者の中でただ一人、嘘をつく犯人が潜んでいる。

小さな謎解き

　それぞれのエピソードごとに、【小さな謎】が出題される。
　いくつかの【小さな謎】の答えの中には、嘘つき犯人を見つけ出すための手がかりが隠されている。できるだけたくさんの謎解きをすることで、犯人捜しの近道となるのだ。

物語の最後には【証言】と【TIPS】

　エピソードの最後には、ヒントをまとめた【証言】と【TIPS】がある。
【証言】には容疑者が語った注目すべき言葉たちが書かれているが、その中に犯人の噓がたった一つだけ隠れている。あなたはそれを見つけなければならない。一方【TIPS】にはエピソードの中で注目すべき事実が書かれている。犯人の動機や行動のヒントになることがあるので見逃さないようにしたい。

真実は袋とじの中

　すべてのエピソードが読み終わったら、いよいよ推理の時間だ。「容疑者Aはこの時間、ここにいたから犯行は不可能」「容疑者Bはこれを利用して犯行に及んだ」…などエピソードから読み取り、犯人を予想しよう。真実は袋とじの中に隠されていて、外からは見えないようになっている。答えがわかるまでは決して開けてはならない。

推理に役立つアイテム【MAP】と【推理シート】

　さらに巻末には折りたたみ式の【MAP】と【推理シート】がついている。広げて点線で切り取れば、推理に役立つアイテムとなる。【MAP】は容疑者の行動や事件現場を特定するヒントになり、【推理シート】は容疑者が一覧できる。そこには【小さな謎】の答えを書き込めるほか、事実や証言が整理でき、犯人が推理しやすくなるだろう。

　LIARは、あなた自身の手で事件を紐解き、犯人捜しをするゲーム要素のあるミステリー小説。何度も読み返して自力で犯人を捜すのもよし、周りの人と考察をするのも楽しみ方の一つだ。あなたは嘘つき犯人を見破ることができるか？　さあ、挑戦だ！

装画を手掛けたのは人気漫画家石田スイ氏!　抽選で10名様にポストカードが当たる!

『超人X』『東京喰種トーキョーグール』などで人気の漫画家石田スイ氏による装画ポストカードが当たる。詳しくは本書の帯をチェック！
　石田スイ氏の描きおろしイラストが楽しめるポストカードは入手必須だ。

サスペンスフルな動画公開!

　LIAR第2弾『切り裂かれた絵画』動画公開中！
　ぜひチェックしてほしい。

【著：野月よひら】
　東京都在住の小説家。國學院大學文学部卒。2022年第2回「野いちごジュニア文庫大賞」大賞受賞。著作に『見えちゃうなんて、きいてません！』シリーズ（野いちごジュニア文庫）、『超新釈5分後にエモい古典文学』（スターツ出版）などがある。

【装画：石田スイ】
　漫画家。代表作に『超人X』（となりのヤングジャンプ連載中）、『ジャックジャンヌ』（Nintendo Switch）、『東京喰種トーキョーグール』（週刊ヤングジャンプ）などがある。

商品の紹介

■書名：LIAR『切り裂かれた絵画』
■著：野月よひら　装画：石田スイ
■発行：Gakken
■発売日：2024年12月15日
■定価：1,210円（税込）

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