もっと気軽に「選挙」を語ろう。宇野重規監修『選挙、誰に入れる?』発売

『選挙、誰に入れる? ちょっとでも良い未来を「選ぶ」ために知っておきたいこと』

更新日 2024.03.05
公開日 2024.02.22
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 朝日小学生新聞で連載中の話題の書籍がいよいよ発売。難しいと思われがちな選挙を丁寧にやさしく解説。子どもも大人も学べる一冊。

『選挙、誰に入れる? ちょっとでも良い未来を「選ぶ」ために知っておきたいこと』書影

▲『選挙、誰に入れる?』明るいグリーンが目を引く表紙。

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なんだか話しにくい、「政治」の話

「難しい」「とっつきにくい」といったイメージをもたれがちな「政治」の話。分かっている人じゃないと話してはいけない、語るなら間違ってはいけない……そんな空気を感じている人も多いのではないでしょうか。

 Gakken刊行の『選挙、誰に入れる?』(宇野重規監修)は、税金、社会保障、給与、エネルギー、多様性、選挙のあり方など、政治を考えるうえで大事なところがぎゅっと詰まった一冊です。

 朝日新聞社が2月17・18日に行った全国世論調査によると、岸田文雄内閣の支持率は21%で、同内閣発足以来の過去最低を記録しました。
 政治への不安が高まっている今だからこそ、次の選挙に向けて、家族や友人と、もっとカジュアルに「政治」や「選挙」について話してみませんか?

「ぱっと見てわかりやすい豊富なデータと図解で、政治のさまざまなテーマをやさしく解説」紙面

▲ぱっと見てわかりやすい豊富なデータと図解で、政治のさまざまなテーマをやさしく解説。

「民主主義って何?」「選挙に行くのは何のため?」―――素朴な疑問にやさしく寄り添う内容

 本の冒頭では、民主主義の基本的なしくみと考え方、選挙の役割について、監修者である宇野重規さん自身の言葉でやさしく解説しています。
 また、0章は「選挙に行くのは何のため?」「『投票しない』という選択はダメ?」など、読者の素朴な疑問に寄り添う内容を扱っています。

「はじめに」紙面

▲「はじめに」の冒頭。イラストたっぷりで読みやすい紙面。独裁的な星から地球にやってくる宇宙人を描いた裏ストーリーにも注目したい。

「政治をちょっとでも良くするために選挙がある」「政治とは、お金の使い方を決めること」など、政治や選挙について考えるヒントが満載 紙面

▲0章。「政治をちょっとでも良くするために選挙がある」「政治とは、お金の使い方を決めること」など、政治や選挙について考えるヒントが満載。

さまざまなテーマについて、グローバルなデータを見ながら考える

 各章では、政治のさまざまなテーマについて、データを用いて世界と日本を比較しています。日本の政治をグローバルな視点で見つめられるので、政治について多角的に考える力を養うことができます。
 各章の内容は下記のとおりです。


 1章 「暮らし」を考える(税金、社会保障、少子高齢化など)
 2章 「働き方と経済」を考える(給与、働き方、貧困など)
 3章 「多様性と人権」を考える(選択的夫婦別姓、死刑制度、同性婚など)
 4章 「環境問題」を考える(エネルギー問題、原発、海洋プラスチックなど)
 5章 「政治のしくみ」を考える(民主主義、投票率、政党など)


 

日本の消費税って高い? 低い? 豊富なデータで世界と比較しながら考えることができる 紙面

▲日本の消費税って高い? 低い?――豊富なデータで世界と比較しながら考えることができる。

「政治」や「選挙」について話すきっかけになる

 各テーマの最後は、いろいろな意見に触れられるような、討論形式のコラムになっています。政治のありかたや投票のしかたに唯一の正解はありません。
 この本を読みながら、次の選挙の前に、政治や選挙について家族や友人と、カジュアルに話し合ってみるのはいかがでしょうか。

「各テーマの最後は討論形式のコラム」紙面

▲各テーマの最後は討論形式のコラム。いくつかの意見に触れることで、学びを深めることができる。

事前公開では好評の声が続々。現在、朝日小学生新聞で連載中。

 本書を一般の方々に原稿を事前公開し感想を募ったところ、絶賛のコメントが数多く寄せられています。


<事前に読んだ方々の感想>

 一人ひとりが国や社会の問題を自分の問題としてとらえるようになれば、未来はきっと良くなるはず。子どもだけでなく大人にも読んでほしい1冊。
――「朝日小学生新聞」編集部

 選挙権のある年齢になったら、絶対に選挙に行こうと思った。
――中学生

 今まで使ってきたどの教材よりもわかりやすい!
――中学生

 政治にはうとい私だが、図解がわかりやすく楽しく読めた。
――医療事務員

 子どもだけでなく、よくわからないけど選挙に行っている人たち、よくわからないから選挙に行かない人たちにもぜひ読んでほしい。
――中学校教員

 税のこと、世界情勢のこと、エネルギー問題など、日本が抱えていることがわかりやすくまとまっている。選挙に行く前にもう一度読みたい。
――専業主婦

 政治は「誰かがやってくれる」ものではなく、自分で行動を起こすものなのだと思った。
――中学生

 これ一冊読めば、選挙に行ってもしっかり投票できる考え方が身につくと思う。
――図書館関係者

 各国それぞれの制度や政治のやり方にはメリットとデメリットの両方がある。今と将来の日本、そして自分の周りにとって何がいちばん良いのかを見極められるようになりたい。
――大学生

 この本を手元に置いて、何度も読み直したい、何度も考えてみたい、何度も議論したい。
――中学校教員


 また、本書の内容の一部が1月16日(火)より朝日小学生新聞で隔週連載されています。次回の掲載は3月5日(火)です。ぜひ紙面をチェックしてください。

「朝日小学生新聞の紙面」

▲朝日小学生新聞の紙面。連載第1回目のテーマは「税金」。🄫朝日学生新聞社

監修者の言葉「はじめに」より抜粋

 この本を読むことで、現在の日本や世界にとって何が問題であり、何が必要なのかをぜひ考えてみてください。考えた分だけ、あなたはきっと、民主主義の良き一員になれるはずです。自分たちのことを自分たちで決めていく、そのような経験がきっとあなたを待っています。

【監修者プロフィール】

「監修者」画像

 宇野重規
 東京大学教授。
 1967年東京都生まれ。東京大学法学部卒業後、同大学院法学政治学研究科で博士号を取得、千葉大学をへて、現在は東京大学社会科学研究所で教育・研究にあたっている。その間に客員研究員としてフランスやアメリカにも滞在した。今は民主主義の政治思想史の研究を進める一方で、岩手県の釜石市や島根県の海士町などで地域調査を行い、地域の民主主義を考え続けている。朝日新聞や東京新聞をはじめ、いろいろな新聞に定期寄稿していることでも知られる。

 どの本よりもわかりやすい、政治の本の入門編にして決定版。この本を読めば、ちょっと自信をもって次の選挙で投票できるはず。

商品の紹介

『選挙、誰に入れる? ちょっとでも良い未来を「選ぶ」ために知っておきたいこと』書影

■書名:『選挙、誰に入れる? ちょっとでも良い未来を「選ぶ」ために知っておきたいこと』
■監修:宇野重規(東京大学教授)
■発行:Gakken
■発売日:2024222
■定価:1,650
(税込)

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【電子版】

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