行動は、 常に猛スピードで

信長『強運は「行動する人」だけが手に入れる』セレクション

UPDATE 2020.07.27
公開日 2017.11.07

 運気アップには、「行動を起こすこと」が、何より必須条件になってくる。
 その行動を「すぐに」起こすことができれば、さらにいいだろう。

 ビジネスで成功している人の大半は、「クオリティ」より「スピード」を優先している。「考えすぎないで、まず動く」ということだ。
 それはなぜか?
 スピーディーにアクションを起こすと、早い時点で失敗できるからだ。
 早い時点で失敗すると、早く間違いに気づくことができる。何度か失敗を繰り返したとしても、結果的に早くゴールにたどり着くことができるというわけだ。
 まだ成功のタイミングが整っていないとき、あるいは、自分以外に失敗の要因があるときなどは、じっくりやっても、早くやっても、どちらにしても失敗してしまうものだ。
 それならば、早い段階で失敗しておいたほうがいい。
 失敗から学んだことを活かして、新たにまた挑戦すればいいのだ。

 組織においても、「すぐやる人」は評価されやすい。
 私も、ミーティングなどで若いスタッフたちに、「○○のアイディアがあったら教えて」などと伝えておくことがある。
 その後、すぐに意見を送ってくれるようなスタッフは、その意見が採用できるものであろうとなかろうと、「この人は使えるな」と思うし、何かあったときには、「この人に頼もう」という気持ちにもなるものだ。

 「すぐやる人」になるためのトレーニングとしては、日常生活のささいなことでもスピードを上げていくといい。
 たとえば、私は、パソコンによく使う言葉を登録して、メールをするスピードを上げている。
「おせ」と入れれば、「お世話になっております。」、「よろ」と入れれば、「よろしくお願いいたします。」などと変換されるように、頻繁に使う言葉を単語登録しているのだ。
 そうすれば、メールをする時間が、5分の1に短縮されるはずだ。
 行動は、常に猛スピードで!
 こういった小さな工夫が、その人の人生の「スピード」を上げていくことになる。
 
 ほかにも、スピードアップのための身近な例を挙げると、スーパーは夕方になると絶望的なくらい混んでしまうから、その時間帯はできるだけ避けて、空いている時間に買い物をする。
 本や日用品などは、アマゾンなどのネットショップで、1分くらいで注文できるよう、支払い方法や住所などをあらかじめ設定しておく。
 またちょっと目先を変えると、そもそも身の回りの「整理整頓」がスピードアップのためには重要だったりする。
 一説によると、一般的なビジネスパーソンは、モノを探すのに年間150時間を使うという。
「どこに何があるか、すぐにわかるようにしておく」というのは、スピードアップのためには大事なことだ。
 
 あの、ルネサンス期を代表する芸術家であり、世界中の誰もが名前を知っているという意味においてはもっとも強運な人生だったのではないかと思われるレオナルド・ダ・ヴィンチでさえ、「幸運の女神には、前髪しかない」という言葉を残している。
 何しろ、幸運の女神に後ろ髪はないのだから、通り過ぎた後、あわてて捕まえようとしても、つかむことはできない。振り返ったときには、もう遅いのだ。
 これは、チャンスは一瞬しかないから、「素早く行動しろ」という教訓である。
 私流の言葉で言うなら、「前のめりでチャンスをつかみにいけ」という表現になる。
「女神」という名のお客様の前髪をつかもうと思っていても、いざとなると、一瞬のためらいが出てしまうだろう。そこで、ワンテンポ遅れると、「女神」はもう通り過ぎてしまう。
 だが、「前のめり」でいたならば、ギリギリすれ違うというタイミングで、女神をなんとか振り向かせることもできるのだ。
「前のめり」でいるくらいで、ちょうどいいのだ。

 (※この連載は、毎週火曜日・全8回掲載予定です。次回は11月14日掲載予定です。)

 

信長 (のぶなが)

新宿・歌舞伎町のホストクラブ「Club Romance(クラブロマンス)」代表取締役。ビジネス書作家、講演講師など多彩に活躍。1979年生まれ。東京都出身。早稲田大学教育学部卒業。学生時代から家庭教師、塾講師の傍ら、ホストの道に入る。当初は体重90kg以上で女性とまともにコミュニケーションができず、指名もゼロが続いたが、入店4か月目で初めての指名を取ると、一気にナンバーワンとなる。その後、歌舞伎町の有名店「Club Romance」に移籍。現在まで通算28回ナンバーワンを獲得。著書に『歌舞伎町トップホストが教えるシャンパンタワー交渉術』(講談社)、『いい女はドMが9割』(カシオペア出版)、『歌舞伎町No.1 ホストが教える 選ばれる技術』(朝日新聞出版)、『成功は「気にしない人」だけが手に入れる』(秀和システム)、『斎藤一人 人間力』(信長出版)があり、中国、台湾でも翻訳出版されている。テレビ、ラジオの番組、雑誌にも多数登場。 趣味は1人旅。
■公式サイト http://www.r-nobunaga.com/
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■ブログ https://ameblo.jp/r-nobunaga/

 

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