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佐藤伝『言葉の習慣』セレクション

更新日 2020.07.27
公開日 2015.06.09
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 「まぬけ」な話し方というのがあるんです!
 まぬけって、どういう字を書くか知っていますか?
「間抜け」、つまり「間」がないということを、まぬけと言うんですね。
 
 全然、息つぎとか、間を取らないで、ワーッと、ダーッと、機関銃のようにしゃべり続けるのは、まさに、まぬけな話し方! 結局、相手の心に残りません。
「間」=「無言の時間」があることで、相手がいろいろ考えるんです。
 速いところは速くていいし、ゆっくりなところはゆっくりでいいんですが、話と話の間に、適度な間を持たせて話すようにしましょう。

 相手が話している最中に、言葉を被せてしまうのも、まぬけ!
 これ、頭の回転の速い人ほど、ついクセでやってしまいがちなので注意してください。
 言いたいことが言えなかったり、話の腰を折られたり、結論の先取りをされたりするのは、誰にとっても気分のいいものではありませんよネ。
 言葉をひたすら発することだけが大事なのではなくて、あえて言葉をグッと飲み込む「無言の習慣」を持つことも、とても重要な「言葉の習慣」です。

 言葉数が多ければ、相手の心をつかめるというものではありません。ときには無言で、深くて濃い、味のあるコミュニケーションを図ってみましょう。

 

佐藤 伝 (さとう でん)

【習慣の専門家】行動習慣マイスター 1958年生まれ。福島県出身。明治大学卒。
都心にて創造学習研究所を30年間にわたって主宰。
NHK テレビ「おはよう日本」や雑誌「日経ビジネス アソシエ」でも、習慣のエキスパートとして紹介される。
氏の一貫したテーマは「習慣」であり、「習慣」に関する著作は、国内外で累計100 万部を突破している。 上場企業や教育機関での「行動習慣」についての講演は、わかりやすく具体的で、すぐ実践できるとその即効性が大好評。 問題解決9マス・ノートは、海外のメディアにも取り上げられ、ウィーン講演に続き、ニューヨーク・ミラノでも講演依頼が入るなど、その活躍のステージを広げている。 「なんとなくイイ気分」で生きることが最も大事と、独自の理論を展開。 そのスピリットを世界に伝えるため、自宅で学べる「行動習慣ナビゲーター認定講座(Dream Navigator?)」をスタートさせ、超・人気講座となっている。 親しみやすく謙虚な人柄から、「習慣といえば、伝ちゃん先生」と幅広い年齢層に慕われている。 国際ナイン・マトリックス協会会長

■佐藤 伝・公式サイト

http://satohden.com
■行動習慣ナビゲーター認定講座・公式サイト

http://kodoshukan.jp
■ひとりビジネス応援塾
https://satohden.com/juku/

 

作品紹介

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