『学研まんがNEW日本の歴史』発刊記念 まんが家さんスペシャルインタビュー⑤
学研まんがNEW 日本の歴史 第3巻『平安京と貴族のくらし』
好評発売中の『学研まんがNEW 日本の歴史』はもうごらんいただけましたでしょうか?
さて、発刊を記念したスペシャル企画、まんが家の先生がたからのメッセージの第5回は、この方です!!
第5回 城爪草(しろつめくさ)先生
第3巻『平安京と貴族のくらし』
「今も昔もかわらないものだなぁと感慨深く……」
■今回のまんがを描き終えた、率直なご感想をお願いします!
城爪草先生 100ページ以上のフルカラーまんがということでとても大変でしたがたくさんの小さな子どもたちが読まれるであろう今回の『まんがNEW日本の歴史』の製作に関われたことをうれしく思います。
■登場人物や場面について、製作中に思われたことを教えてください。(特に思い入れの強い人物、描きにくかった人、力の入ったシーン、など)
城爪草先生 平安時代についてはあまりなじみがなかったのですが、京で貴族たちが私腹をこやし無駄(むだ)づかい三昧(ざんまい)の雅(みやび)なくらしをしている反面、東国の民たちが重税に苦しめられているさまなどは、いつの時代もかわらないものだなぁと感慨(かんがい)深かったです。登場人物としては今まで首塚(くびづか)ぐらいの知識しかなかった平将門(たいらの まさかど)が意外にいい人であったのに驚きました。描きにくかったのは、衣装全般、特に十二単(じゅうにひとえ)には苦労しました。
■ご担当巻に関わらず、先生の好きな時代、歴史上の人物を、教えてください(理由も教えてください)!
城爪草先生 昔読んだ、小説「燃えよ剣」の影響で幕末の土方歳三(ひじかた としぞう)が好きです。
■子どものころ、まんが版日本の歴史を読まれましたか?(出版社問わず)読まれて、どんなことを思いましたか? 印象に残っている人物やシーンがありましたら教えてください。
城爪草先生 子どものころは、まんがの日本の歴史よりも、科学のまんがをよく読んだのを覚えています。
■最後に、今回のまんがを読む子どもたちに、メッセージをお願いします。
城爪草先生 この本を読んで、少しでも歴史に興味を持っていただければ幸いです。
こちらのイラスト&メッセージは、今回のために城爪草先生が描いてくださいました!!
●城爪草先生の代表作
「ティアーズ・トゥ・ティアラ」(メディアファクトリー)
「われは剣王」(メディアワークス)
次回は、第7巻『江戸幕府の確立』のsanorin(さのりん)先生からメッセージをいただきます。お楽しみに!
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『学研まんがNEW 日本の歴史』
各998円(税込)/菊判/各144ページ
全12巻セット
定価11,970円(税込)