断捨離の実践者は、
「絶対捨てられないと思い込んでいたモノが、実はまったく必要もないモノだと気づき、簡単に捨てられた」
「片づけられない原因が、どこにあるかわかった」
「仕事や他人との関係性も、大いに見直すことができた」
「自分を大切にするとはいったいどういうことなのかがわかり、大切にできるようになった」
「モノと一緒に、ストレスも一気に減って、とても気持ちがラクになった」
といったことを頻繁に口にする。
そして、
「おまけに、結婚までできました」
「ダイエットになんなく成功しました」
「離婚して、新たな一歩を踏み出しました」
「前からやりたかった仕事に、チャレンジすることにしました」
「自分には無理! と思っていたようなファッションを自由にたのしめるようになりました」
と、人生に果敢な挑戦をする自分自身との出逢いを果たすようになる。
世の中にはさまざまな片づけ術はあるけれど、こうした「心の変化」や「生活の変化」「人生の変化」が起こるところが、断捨離の奥が深いところ。
でも、なぜ、断捨離で、そんな変化が起こるのだろう?
次回から、詳しくご説明していきます。
やました ひでこ
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒。 学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。 断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。 著者が創出した「断捨離」は、今や一般用語として広く認知され、年齢、性別、職業を問わず圧倒的な支持を得ている。 処女作『断捨離』(マガジンハウス)は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』(いずれもマガジンハウス)の断捨離三部作ほか、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を超えるミリオンセラー。 本書は、初の大人の男女向けの作品。
作品紹介
空間を整えると、人生がととのう。溜め込みと抱え込みで、人生を重たくしている大人の男女に向けて、断捨離の極意を紹介する。
定価:本体1,300円+税/学研プラス