「事実+感情」の言葉で、直球勝負!

佐藤伝『言葉の習慣』セレクション

更新日 2020.07.27
公開日 2015.06.23
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 たとえば、パートナーと会えない日が続いて、メールの返信もなくて、とても寂しかったとします。すると、次に会ったときに、
「どうせ○○ちゃんと会ってて、忙しかったんでしょ」
「僕より、仕事のほうが大事なんだもんね!」
 な〜んて、皮肉を言って、ケンカをしてしまうことってありがちですよね。
 なぜ、ケンカになってしまうのでしょうか? それは、自分の心に素直にならずに、相手に変化球を投げてしまうからです。

「キミの、そういうヒガミっぽい性格がイヤなんだよ!」
「あなたの嫉妬深いところ、キライ!」
 変化球を投げると、相手も変化球で返してきて、ますます傷が深まります。

 恋愛がうまくいく話し方は、変化球じゃなくて、直球勝負!

「メールの返信がなくて、不安だったの」
「会えなくて、寂しかったよ」
「事実」を述べた後に、素直な「感情」を伝えるのが、コツです。

 2人の関係を深めるには、相手が今思っているであろうことを、言葉で表現してあげるのも有効です。
「○○して、つらかったよね」
「○○があって、くやしかったんだよね」
 その言葉に相手は勇気づけられて、「また会いたい」と思うんです。

 

佐藤 伝 (さとう でん)

【習慣の専門家】行動習慣マイスター 1958年生まれ。福島県出身。明治大学卒。
都心にて創造学習研究所を30年間にわたって主宰。
NHK テレビ「おはよう日本」や雑誌「日経ビジネス アソシエ」でも、習慣のエキスパートとして紹介される。
氏の一貫したテーマは「習慣」であり、「習慣」に関する著作は、国内外で累計100 万部を突破している。 上場企業や教育機関での「行動習慣」についての講演は、わかりやすく具体的で、すぐ実践できるとその即効性が大好評。 問題解決9マス・ノートは、海外のメディアにも取り上げられ、ウィーン講演に続き、ニューヨーク・ミラノでも講演依頼が入るなど、その活躍のステージを広げている。 「なんとなくイイ気分」で生きることが最も大事と、独自の理論を展開。 そのスピリットを世界に伝えるため、自宅で学べる「行動習慣ナビゲーター認定講座(Dream Navigator?)」をスタートさせ、超・人気講座となっている。 親しみやすく謙虚な人柄から、「習慣といえば、伝ちゃん先生」と幅広い年齢層に慕われている。 国際ナイン・マトリックス協会会長

■佐藤 伝・公式サイト

http://satohden.com
■行動習慣ナビゲーター認定講座・公式サイト

http://kodoshukan.jp
■ひとりビジネス応援塾
https://satohden.com/juku/

 

作品紹介

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