会話に「相手の名前」を仕込む!

佐藤伝『言葉の習慣』セレクション

更新日 2020.07.27
公開日 2014.09.02
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 ファーストネームで呼ぼうと言いましたが、はるか年上の会社の社長や会長をつかまえて、いきなり「太郎ちゃん」とは、さすがに呼べませんよね〜。
 そんなときは、ただ「社長!」って呼びかけるよりも、「増山社長」「河村課長」とか、肩書に名字を入れるだけで、相手との距離が縮まります。

 さらに、普段の会話には、ファーストネームであれ、名字であれ、意識して「相手の名前」を、どんどん入れ込みましょう!

 挨拶するときは、
「○○さん、こんにちは!」
 電話がかかってきたときは、
「あ、△△さん、お久しぶり〜!」
 名刺交換をした後の会話なら、
「□□さんが、今後、窓口になってくださるんですね?」
「ねぇ、●●さんは、どう思いますか?」
 相手のことを「あなた」「キミ」って呼ぶよりも、グンと親しくなれます。

 メールでも同じです。書き出しで、よく「山田様」と名字だけを書く人がいますが、これはもったいない。自分のファーストネームというのは、世の中で最もいい響きを持った言葉だと言われています。
 人に好かれたいなら、宛名は、絶対に「山田太郎様」とフルネーム!
「▲▲さんと、またお会いできる日を楽しみにしています」
 メールの文の途中にも、相手の名前を入れ込めば、完璧です!!

 

佐藤 伝 (さとう でん)

【習慣の専門家】行動習慣マイスター 1958年生まれ。福島県出身。明治大学卒。
都心にて創造学習研究所を30年間にわたって主宰。
NHK テレビ「おはよう日本」や雑誌「日経ビジネス アソシエ」でも、習慣のエキスパートとして紹介される。
氏の一貫したテーマは「習慣」であり、「習慣」に関する著作は、国内外で累計100 万部を突破している。 上場企業や教育機関での「行動習慣」についての講演は、わかりやすく具体的で、すぐ実践できるとその即効性が大好評。 問題解決9マス・ノートは、海外のメディアにも取り上げられ、ウィーン講演に続き、ニューヨーク・ミラノでも講演依頼が入るなど、その活躍のステージを広げている。 「なんとなくイイ気分」で生きることが最も大事と、独自の理論を展開。 そのスピリットを世界に伝えるため、自宅で学べる「行動習慣ナビゲーター認定講座(Dream Navigator?)」をスタートさせ、超・人気講座となっている。 親しみやすく謙虚な人柄から、「習慣といえば、伝ちゃん先生」と幅広い年齢層に慕われている。 国際ナイン・マトリックス協会会長

■佐藤 伝・公式サイト

http://satohden.com
■行動習慣ナビゲーター認定講座・公式サイト

http://kodoshukan.jp
■ひとりビジネス応援塾
https://satohden.com/juku/

 

作品紹介

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