後悔しない人は成長しない。
仕事を失敗したら誰だって「もっとこうすべきだった」と後悔できる。
仕事が成功して周囲が浮かれている時に「もっとこうすべきだった」と後悔できる人が、これから成長していく人だ。
「結果オーライだから今夜はバッと飲みに行こうぜ!」と言われても、心底満足することはできない。
後悔というのは気づいていく力だから、気づかない鈍感な人は後悔することができない。
気づかない人はサービスをやっても、クリエイティブな仕事をやっても成果を出せない。
仕事とは気づいていくことの集大成の上に成立するものだからだ。
いつも後悔してクヨクヨしている人というのは、それだけ成長している証拠。
クヨクヨしない人は他人の心の痛みがわからないから、次第に一緒に仕事をしたいと思う人が減っていく。
結果として周囲に誰も応援してくれる人がいなくなるから、孤立無援になる。
人生の前半で人の2倍クヨクヨした人は、人の2倍気づいて吸収できた人だ。
だからいずれブレイクすることになる。
千田 琢哉 (せんだ たくや)
文筆家。 愛知県犬山市生まれ、岐阜県各務原市育ち。 東北大学教育学部教育学科卒。 日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。 コンサルティング会社では、多くの業種業界における大型プロジェクトのリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。 のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって 得た事実とそこで培った知恵を活かし、 “タブーへの挑戦で、次代を創る”をミッションとして執筆活動を行っている。
■E-mail
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■ホームページ
http://www.senda-takuya.com/
作品紹介
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